2018年11月30日

好きなことをして長生きできたら、素晴らしい人生かな、と思った出来事

今日は、個人的なお話をちょこっとさせていただきます。

この夏、我が家でカブトムシを飼い始めました。
親戚の方から「いる?」と言われて、もらったものです。

カブトムシなんて育てたことは全くなかったのですが、これを機会に飼ってみることにしました。
飼うと言っても、虫かごに入れて定期的にえさの昆虫ゼリーを入れ替え、土を霧吹きで湿らせて・・・を繰り返したくらいです。

そのカブトムシが、なんと先日の11月末まで生きてくれたのです。
普通、夏が終わる時期にはカブトムシは寿命を迎えるものです。
セミの鳴き声が聞こえなくなり、秋の虫の声が鳴りやんでもまだ、我が家のカブトムシは元気で生きていたのです。

もしかしたらお正月も一緒に過ごせるんじゃないかと思っていましたが、やはり自然の法則には逆らえなかったのか、寿命を迎えてしまいました。

 
我が家で買っていたカブトムシは、毎日おいしい昆虫ゼリーを独り占めしていました。
クワガタなど他の昆虫と取り合いすることもなく、好きな時に好きなだけ、おいしい食べ物を食べられる毎日でした。
ストレスのない一生を送ったことでしょう。

気が向いたら、広くはないものの、虫かごを自由気ままにお散歩もしていました。
木の上を歩き、土を掘って何かを探したり、落ち葉のトンネルをくぐってみたりと、カブトムシなりに楽しんでお散歩しているように見えました。
1回だけ、飼育ケースのふたを持ち上げ、脱走したこともありましたけど(笑)

ただ亡くなる1週間ほど前から、歩き方がぎこちなくなり、6本ある足の1本を動かせませんでした。
木から落ちてひっくり返ると、もはや自力では元の姿勢に戻ることも、できませんでした。
私も飼育ケースの様子を見る頻度が上がり、ひっくり返っていれば元に戻してあげる、を続けていました。
まるで、お年寄りを定期的に見回りながら、介護をしているような感じでした。

亡くなった日は、カブトムシは静かにじっとしていました。
寝てるのかなーと思って、ツンツンと突っついてみました。
いつもなら、突っつくと何かしら反応を示してくれたのですが、最後の日だけは、全く動いてくれませんでした。
弱っているなあと感じてはいたものの、あっさりと寿命を迎えてしまったことに、ちょっと驚きました。
まさに「ピンピンコロリ」です。

 
カブトムシの世話をした最後の1週間は、人間の老後と重ねるように、カブトムシを見ていました。
この飼育ケースは、いつも世話をしてくれる人がいる優良老人ホームのような環境でありながら、ずっと生まれ育った自宅のような環境でもありました。

食事も、昆虫ゼリーを毎日飽きずに食べていました。
好きな時に食べ、運動し、ボーっと過ごすこともできた老後だったでしょう。
最後まで、好きなことを自由にできる環境でした。
遊ぶお友達もできず、婚活する相手もいないところは、不満だったかもしれませんが。。。

カブトムシが亡くなったら、自然のカブトムシの幼虫がいそうな土の中に埋めてあげようと考えていました。
実際、その計画通りの場所に、埋葬をしました。
カブトムシ的、終活でしょうか。

 
現実にある人間の老後を考えると、生きるためにお金の工面が必要、住まいの確保に苦労する、時々訪れる怪しい訪問販売を追い払わなけれならない、健康を維持するためにも運動しなきゃいけない、認知症防止のため人との会話も絶やさないようにする、そういうたいへんなことも行いつつ、自分のしたいこともする。
なんて苦労の多い老後なのでしょう(笑)
自分の直系尊属を含め、私の周りでのびのび悠々と暮らしているお年寄りを見聞きしないだけかもしれませんが・・・

 
なので、このカブトムシのように、死ぬまでずっと好きなことをして暮らし、しかも圧倒的に長生きしたことが、ちょっとうらやましいと思ったのでした。
私もこんな老後を送れたら幸せかな・・・と思いますし、そういう老後を送るためにできることを、早いうちから考えておこうと思いました。

一言でいうなら「元気で長生きできるライフプランニング」という言葉がぴったりですね。
カブトムシの一生を見とどけながらも、最後に頭の中に浮かんだのがライフプランニングという・・・
これはもう、職業病なのかもしれません(笑)
 

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2018年09月29日

若い世代への金融教育は、そのコツと情熱があれば、必ずできるようになります!

金融教育に関連して、下記の記事を読みました。

「18歳成人」で詐欺被害増加!?若者への経済リテラシー教育が急務だ
https://diamond.jp/articles/-/178696

まだまだお金のことに慣れていない若い人たちが、だまされたり損をしている事実に目を向け、若い世代への金融リテラシー向上が大切だ、という趣旨で書かれています。

 
若い世代の方が、言葉巧みに騙されたり、儲かると錯覚してしまって損をしてしまう、という事例は昔からあります。
この記事でも、その点が指摘されています。
小さい子供をお持ちの方は、子供が将来、同じような目に合うのではないか、と心配されるかもしれません。

皆さん自身も若いころを振り返っていただくと、十分なお金の教育を受けていない・・・と思う人が多いのではないでしょうか。
それと同じことが、私たちの子供の世代にも言えるなら、心配になるのもわかります。

 
私が多くの人にお会いしている中でも、若い世代への金融教育は重要だ、お金のことを学ぶ機会は若いうちからあった方がいい、と考える人は多いですね。
ところが、自らその金融教育に乗り出そうと考える人は、少ないのです。

金融教育の実施が難しいと思うのは、金融教育の授業を見聞きしたことがなく、自分でもやったことがないから、が理由なのではないでしょうか。
ならば、金融教育の授業を体験し、その実施のコツを理解できれば、金融教育を行う人が増えるのではないか。
金融教育の大切さを理解し、実践する人が増えれば、若い世代への金融教育も普及していくのではないか。

という考えもあって、FPスキル実践活用勉強会では「これを真似をするだけで、あなたも金融教育を実施できる」という一つの授業例を取り上げて、金融教育をテーマにした勉強会をたびたび開催しています。

次回は10/21(日)に「若者向け金融教育を体験し、実践できるようになろう」というテーマで勉強会を開催します。
グループワークで楽しく学べる進め方も、真似していただけますよ。

定員の半分近くが埋まりましたが、まだまだ参加者募集中です!
詳細なご案内と参加申し込みは、下記URLよりご覧ください。
https://money-study.net/schedule.htm

若い世代への金融教育に興味関心をお持ちになりましたら、ぜひご参加くださいね。
皆様のお越しを、お待ちしております!
 

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無料のFP向け専用ソフトを使いながら分かりやすく学びます。

■10/21(日) 若者向け金融教育を体験し、実践できるようになろう
若者向け金融教育を体験しながら実施のコツを学べます。それを真似すれば、
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2018年09月15日

「電力を20%減らそう」の難しさは「支出を20%減らそう」と似ている

みなさま、こんにちは。
FP勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

先日の北海道の地震で、電力供給の点でも被害が出ています。
火力発電所が稼働できないことで、北海道の全域に十分な電力を供給できていません。
そこで北海道地域の方に「20%の節電を」と呼びかけています。
20%の節電ができれば、電力消費のピーク時にも何とか電力を供給し続けられるからです。

ところで、「電力を20%削減」と言われて、皆さんは自分の家庭の消費電力を20%減らすことを、確実に実行できるでしょうか?
電気機器の使用時間を減らしたり、一部の照明をOFFのままにしたり、待機電力を減らすためにコンセントから抜いたり、といったことをして対応すると思います。
しかし、本当に20%削減できたのかどうかは、確認のしようがないですよね。
「たぶん2割くらい減ってるだろう」という気分・感覚で判断するしかないでしょう。

 
これは、FPの方が家計相談で「支出を2割減らしましょう」と言って、なかなか簡単には実現できないのと似ていますね。
なぜできないかといえば、何にどれだけ支出しているかを、数値で把握できていないからです。

外食を控える、おしゃれをちょっと控える、無駄な会員制サービスを解約する、といったことで支出削減を実現しようとします。
しかし、それで本当に支出全体の2割を減らせているのか、不透明な場合も多いものです。

ですから、支出を2割減らすためには、まずは支出の内訳を理解することが欠かせません。
(家計簿をつけて、支出を見える化するのが第一歩ですね)
そのうえで、何をすればどれくらいの金額削減になるのか、という対策案を積み上げて、合計の節約金額が全支出の20%を超えることを確認し、以後はそれに沿って実行する(FPの方は実行支援)ことで、ようやく本当に支出の2割削減が実現できるわけです。

 
「電力を20%節電」もこれと同じです。
家庭内で、何にどれくらいの電力が消費されているのかを数値でつかんだ上で、節電策を検討し実行しないと、正しく実現ができません。
そのためのツールとして、コンセントに差し込んで使う電力測定機器が、最近は多くの店で売られています。
amazonで「消費電力 測定」と検索すれば、関連商品がたくさん見つかります。

ご自身の消費電力が気になった方は、利用してみて下さい。
消費電力量が正確にわかると、自分の節電策がただの思い込みだった、ということがたくさん発見できますよ。

 

消費電力と家計支出を例にとりましたが、見えないものを見えるようにすることは、正しく判断し行動するために必要です。
これは、節電や支出の削減以外にも、役に立つ発想ですね。
 

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2018年07月03日

「定率引き出し」は、FPの提案としては適切ではない、という考え方

前回に続いて今回も、資産を取り崩す老後生活の話題にします。
前回は、下記の記事をご紹介しましたが、今回はこの記事で触れられている「定率引き出し」について考えます。

退職後は運用しつつ引き出す 「タコ足投信」悪くない
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO31648350S8A610C1000000

この記事の2ページ目後半から3ページ目にかけて、資産額の2%とか4%とかを引き出して老後生活を送ることについて書かれています。

この記事では、資産額の一定割合を引き出すことで、資産を長持ちさせる効果があると述べられています。
なぜそうなるのかについて記述がないのですが、ドルコスト平均法と同じ考えに基づく考え方であり、相場が上下変動する前提においては、定額で引き出す場合に比べて定率で引き出したほうが、資産の額を維持し続ける効果があります。
(詳細は割愛しますが、一定の条件下で比較すればそういう結論が導かれると、ひとまずこの場ではとらえてください)

 
この話を聞いて、定率引き出しという手法に魅力を感じる方もいらっしゃいます。FPの方でも、この話に感動される方もいらっしゃいますね。
ですが、これは定率引き出しの一面だけを見ての判断です。実はライフプランニングを考える場面では、定率引き出しには致命的なデメリットがあります。

そのデメリットとは、事前に支出額が確定できない(支出の計画を立てられない)、相場の状況によって使える金額を変えなければならない、ということです。

将来のお金の使い方を考える場合、一般的には支出額を予定し(予算を決める)、その枠内に収まるように支出計画を立てて日々を過ごします。
FPが家計診断をするときには、王道の方法ですよね。
しかし定率引き出しだと、相場環境が悪くなったら取り崩し額を抑えなければならないので、場合によっては「いつもの食事を我慢する」「定期的な通院を我慢する」などしなければならなくなってしまいます。

こんな暮らし方を、世間の人が望むとは考えられないです。
たとえ、資産額の減少を減らしたい、というニーズがあったとしてもです。
ある意味無計画な暮らし方を要求する方法論ですから、これをFPが責任をもってサポートする内容としては不適当だと感じます。

 
関連して、そもそもの話になりますが、相場環境によって以後の老後資産の取り崩しに影響が出る(老後生活が危機に陥る)可能性があるならば、そのお金はリスク商品に投じてはいけません。
FPとしてお金を切り口に人生のサポートをするならば、運用しない選択肢も提案できなければなりません。

 
老後の資産取り崩しがテーマの話題ではありますが、紹介した記事に定率引き出しについて書かれていたので、この点についてフォローが必要と思い、今回の話題をお送りしました。

次回はこのシリーズの最終回として、資産を取り崩したい生活者に対して、証券会社側のサービスが不十分な点について、書いてみたいと思います。
 

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■7/26(木) ライフプランソフトを活用し、FP相談の質と満足度を高めよう

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2018年06月08日

チケットショップの値段の差。お得な方法を知れば家計も改善

今日は、ちょっとした家計改善のネタです。

私は京都出身で、ときどき京都へ行くことがあるので、チケットショップで東京−京都間の新幹線チケットの価格をよくウォッチしています。
東京−京都間の指定席の正規料金は片道13700円くらいですが、最近の新宿チケットショップの価格は11900円くらいです。
千の位が1になることはなかなかないので、今が底値かなーと思ってます。

ところが池袋のチケットショップでは、同じく東京−京都間の新幹線チケットが12900円くらいで売られていました。
1000円ほどの価格差です。
往復なら2000円の差、家族4人で出かけるなら8000円の差です。
お得な旅行をしたい方は、参考にしてください〜

ちなみに、他の新幹線の区間も同様に、池袋で売られているほうが高額でした。
新宿と池袋とで、これだけ価格差が違うことにちょっと驚きました。
新宿のほうが、価格競争が激しいのでしょうかね。

 
このチケットに限りませんが、同じ商品が場所によって異なる価格で手に入ることがあります。
モノやサービスの内容が少し違うだけで、値段に大きな差が生じる場面もあります。

限りある貯蓄や財産を有効に活用するためにも、支出を抑える方法をたくさん知っておくことは大切ですね。
自分の家計を改善することができますし、周りの人たちのお役に立てる場面も増えますからね。
 

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