2017年07月05日

投資のプロとサル、どちらが投資で勝利したのかという話 その3

「投資のプロは、サルにも負ける」という格言(?)から始めた話題です。
前回から、アクティブファンドとインデックスファンドの比較の話題を、取り上げています。

今回は、あるアクティブファンドのファンドマネージャーを務めていた方から、私が以前に聞いたお話をご紹介します。

 
その方は「アクティブファンドの成績を下げる一因は、投資をした顧客側にもある」ということを言っていました。
どういうことかというと、ファンドマネージャー側では投資成績を上げるために、どの銘柄を売るか、どの銘柄を買うか、という方針を立てています。
それに沿って売買を行うのですが、相場が急変した場合にはそのファンドを解約する投資家が増えて解約資金を捻出する必要があります。そのため、資金的に買いたい銘柄をなかなか買えない、という事態になり、それが投資パフォーマンスの向上を妨げる場合があるとのことです。
ファンドマネージャーより顧客の戦略(?)を優先せざるをえない事情もあるため、ファンドマネージャーの思い通りにいかないこともあるのだそうです。

 
ファンドのパフォーマンスが落ちるのを、顧客のせいにするのもどうかと思うのですが(笑)、事情は理解ができます。
相場急変時のそういった事情で、市場平均と比較して大きくパフォーマンスを下げてしまうと、その損を取り戻すのも大変です。

 
でも、ファンドマネージャーの思い通りに売買できないというのは、頻繁にあることのようには思えません。
そういうときもある、という話なのでしょう。
なので、ほとんどのケースでは、ファンドマネージャーの戦略の通りの売買が行われていると考えられます。

 
アクティブファンドのパフォーマンスが悪化する原因は、戦略通りの売買ができない一面はあるかもしれませんが、それでもファンドマネージャーの力量が発揮された結果のパフォーマンスと考えるのが自然かな、と個人的には思っています。

 
さて次回は、インデックスファンド側に話を移します。
インデックスファンドの優位性について、私なりの私見も交えながらお伝えしたいと思っています。

 

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あなたが若い世代への金融教育を行える立場になれる!という企画です。

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この1日で、CFP/1級技能士レベル相当のオプション知識が得られます。

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2017年07月02日

投資のプロとサル、どちらが投資で勝利したのかという話 その2

「投資のプロは、サルにも負ける」という格言(?)から始めた話題です。
前回は、サル(に扮した人間)がダーツを投げて選んだ銘柄と、ファンドマネージャーが選んだ銘柄とで投資パフォーマンスを比較するという取り組みが実際に行われ、その結果ファンドマネージャー側が勝利した、という話をお伝えしました。

今回から、アクティブファンドとインデックスファンドの比較について、話題を進めていきたいと思います。

 
インデックスファンドが参照している指標(日経平均やTOPIXなど)は、市場平均ともいわれています。
いきなりの質問ですが、これって本当でしょうか?
本当に、平均値になっているのでしょうか?

実はほとんどの人が、この観点で考えることがありません。
平均といわれて、信じ込んでいるのです。

例えば日経平均株価指数を例にとりましょう。
これは、225銘柄の平均株価(正確には幾分か修正された平均株価)ではありますが、この225銘柄は、数ある銘柄の中から、ランダムな前提・平等な前提で選ばれたものではありません。
ご存知の通り、日本経済新聞社が、ある一定の条件に合致する225銘柄を選んだものですが、どちらかといえば、相対的に優秀な銘柄が選ばれているようにも思います。

もう一つ、TOPIXもみてみましょう。
TOPIXは東証1部の全銘柄が対象ですが、時価総額の指数です。
時価総額が大きい銘柄の影響を強く受ける指標です。
時価総額=株価×発行株式数、ですから、株価が高く、発行数の多い(=株を買う人が多い、つまりそれだけ儲けの期待が高い)銘柄、すなわち優秀な銘柄の影響を強く受ける指数ともいえます。

このことから、インデックスの指標そのものが、現実的に考えると平均以上のパフォーマンスを秘めたものであると、私個人的にはみています。

 
私自身、ちょっと数学的は発想が強いところがあるのですが、市場平均といわれているものが、本当の平均でないことに最初は違和感を持ちました。
それにも今は、すっかり慣れてしまったのですが、本当の株価の平均とはいったい何なのか、アクティブファンドとインデックスファンドの比較記事を見るたびに、いつも思い出すのです。

もしインデックスファンドのパフォーマンスが本当の平均より高パフォーマンスなら、インデックスファンドより儲かっているアクティブファンドが5割を切ることも、納得できます。

 
今回は、世間の投資家が信じている「平均」について、踏み込んで考えました。
次回はまた別の観点から、アクティブファンドとインデックスファンドの比較に関する話題を続けていく予定です。

 

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2017年06月25日

投資のプロとサル、どちらが投資で勝利したのか、という話

「投資のプロは、サルにも負ける」という格言(?)があります。

どういう意味かというと、投資のプロであるファインドマネージャーが選んだ銘柄で資産運用をするのと、サルが適当にダーツを投げて選択された銘柄での資産運用とで、勝負するとどちらがパフォーマンスが高いか、という議論のことです。

要は、ファンドマネージャーが選んだ銘柄よりも、市場平均(サルがランダムに選んだ銘柄の組み合わせが市場平均になるという考え方による)のほうが投資パフォーマンスが良い、ということを表現した格言(?)です。

一部の投資評論家が、パッシブファンドのほうが優れていることを強調するため、またアクティブファンドを批判するため、このように表現することがあります。

 
これに関して、先日面白い話を聞きました。
この格言(?)が真実かどうか確かめてやろうじゃないか、ということで、実際にサルに銘柄を選ばせて、ファンドマネージャーと勝負させる取り組みが企画されたことがあったそうです。

個人的にも、とても興味深い対決です(笑)

ところがこの企画には、大きな難点がありました。
それは、「サルに銘柄を選ばせる」事に対して、高いコストがかかるという現実です。

 
まず、企画立案者はサルを保有していません。
そのため、サルの調達にお金がかかります。この費用が意外に高いそうです。

それと、サルにダーツを投げるということを教えなければなりません。
その期間、サルの調達コストがかかり続けます。

ダーツで銘柄を選ぶということは、人間なら簡単にできるますが、これをサルにやらせるのはとても大きなハードルがあるのです。
結果的に費用対効果の観点から、若くて人件費の安い人材(要はその企画を立てた会社の社員)にダーツを投げさせて、ファンドマネージャーと対決することになったそうです。

 
で、投資の結果はどうであったか。
結果は、ファンドマネージャーの勝利となったそうです。

サルが勝つんじゃないかと期待されていた読者の皆様には、ご期待にこたえられず申し訳ございません(笑)

この勝負ではファンドマネージャーが勝ちました。
ファンドマネージャーの実力がいかんなく発揮されたのかもしれませんし、それともダーツで選んだ銘柄がたまたま運悪かったのかもしれません。
もっと真剣に調査するなら、このような取り組みを十分に数多く実施し、調査上の誤差を小さくして判断する必要がありますが、それだけの回数をこなす機会が果たしてあるのかどうか。。。

 
さて、世間では、アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない、という様々なデータもあり、結局インデックスファンドとアクティブファンドのどちらが良いのか、という議論は尽きません。

賃貸と持家とどちらがいいのか、という議論と似たようなものでしょうか。

そこで次回は、アクティブファンドとインデックスファンドの勝負の裏側にある、いくつかの理論をお伝えしたいと思います。
私自身、いろいろな個人投資家やファンドマネージャーと話をしてきましたが、世間で言われている「インデックスファンド至上主義」のような見解とは異なる見解を持っています。
それについてもご紹介しながら、この話題を続けたいと思います。
 

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2017年04月28日

イギリスの新しいISA制度、日本版とどちらが魅力的?

日本でNISA口座の制度が始まってから数年経ちました。
運用益などが非課税となるのが魅力ですね。
私個人的には、NISAで原油や東芝株を買ってしまったことで、損ばかりが積みあがっておりますが・・・

 
さて、NISAは「日本版ISA」とも呼ばれています。
ISAとは、イギリスにある制度「Individual Savings Account」の略で、日本語訳すると「個人貯蓄口座」と呼ばれています。
つまりNISAとは、日本版個人貯蓄口座、というわけです。
言いにくいですね・・・やっぱりニーサのほうがなじめます。

 
さて、イギリスでは新しいISA制度が開始されました。
ライフタイムISAと呼ばれているので、LISAと略されています。
日本のNISAと似ているようでかなり違うところもあります。

まず、運用益に非課税という点はNISAと同じ。

LISAのすごいところは、拠出したお金の25%を、なんと政府が助成してくれるところです。
つまり、資金の8割を自分が出して、あとの2割(8割の25%)を国が出してくれるのです。
いきなりリターン25%からのスタートです。これはすごい。

年間の投資可能額は4000ポンド(これを書いてる時点では日本円で約57万円)だそうです。
日本の120万円より、ちょっと少ない。

助成を受けられる期間は決まっており、50歳まで。
LISAに加入できるのは18歳から。ということで最大32年間、国から助成がもらえます。
投資を早く始めるほど、助成金が多くもらえてお得なのです。

ちなみに日本で似た助成制度としては、中小企業退職金共済がありますね。
こちらは、一人当たり最大5000円/1か月、を1年間だけ国が助成してくれます。
32年も助成してくれるLISAと比べると、見劣りしますね・・・

 
お得なことこの上なし、と思いきや、デメリットもあります。
引き出しは、住宅の取得か老後資金(60歳以降)目的に限られ、目的外で引き出すとペナルティとして投資総額の25%が没収されるそうです。
20%の助成金に対して、没収額は25%。すなわち-5%の損失。
元本割れの可能性が出てきます。

住宅取得と老後資金以外で引き出すとペナルティ、これは日本でいえば財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄の制度と似ていますね。

 
以上、簡単にご紹介しました新しいイギリスのLISA制度。
日本のNISAと、どちらが魅力的でしょうか?

私個人的には、計画的に老後資金をためるのなら、助成金付きのLISAのほうが魅力的に見えます。
なんといっても25%の助成金がありがたいですからね。

このように各国の制度を比較してみると、金融商品の良し悪しを見る目が養われ、どういうケースでどの制度を活用したほうが有利になるかの発想力も付きますよ。

 

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■ 今後の勉強会の開催予定
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●4/22(土) 相続相談事例から学ぶ、計画的な相続対策
2つの相続相談事例を取り上げ、相続に関する問題をどのように解決すれば
よいかを考えていきます。相続における実践力が身につく内容です。

●4/22(土) 資産運用・不動産活用・相続分野でFP業務に役立つIT活用勉強会
ライフプランニング以外で、これら3つの分野でFPの皆様に役立つソフトに
関する情報提供・意見交換を行う内容です。

●5/13(土) FP2級 頻出重要ポイント&難問対策勉強会
●5/21(日) FP3級 頻出重要ポイント(2級基礎)対策勉強会

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
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2017年04月12日

金融のリスクって何?顧客のリスク許容度をどう測る?について一歩深い学びが得られる良記事

今日のお話は、下記のFP向け雑誌から。

KINZAIファイナンシャルプラン 2017年3月号
「顧客の金融リテラシーを踏まえたリスクとの向き合い方」

 
顧客の金融リテラシーやリスク許容度をどう測るか、どのように向き合うか、という観点で書かれた記事です。その中で、次のような一文がありました。

=================
投資の知識や経験が少ない人にとって想定外のことが起こることまでを考慮してリスクに備える役割がプロには求められます。私は、このことを「想定外(のリスク)を想定内(のリスク)にする」行為と呼んでいます。

<中略>

そうすれば、投資において避けることのできない不確実なリスクであっても、未然に許容リスクの範囲内に抑えることができます。これが「想定外を想定内にする」アプローチであり、長い目で見て顧客に信頼される礎となるはずです。
=================

 
これは、顧客に対する投資相談業務において、とても大切な考え方です。

 
リスクとは、根本的には「不確実性」を表しています。

分散投資やポートフォリオ理論に思い入れがあるFPは、債券はリスク10%、株式はリスク20%、というように数値化されたリスクを参考にして、投資判断しています。
金融商品のリスクの数値の大小だけで、ハイリスク、ローリスクを判断する手法です。

この数値は、統計学の考え方を取り入れて、数学的に計算したものです。
この数字が高いほど、ハイリスク(想定されたリターンからずれる範囲が広くなりがち)であることを表しています。

しかしこの理論は、そもそも次の前提が置かれたものとなっています。
・その金融商品のリターンは、想定しているリターンよりも高い結果となる確率は2分の1である。
・同様に、想定リターンより低い結果となる確率は2分の1である。
・想定リターンより高くなるか低くなるかは、全く読めず想定できない

つまり、リターンがどういう結果になるか、言い換えればこれからの資産価値がどうなっていくかは、常に想定外であるという考え方に基づいているのです。

 
一方で、世界経済に強い人は、日経平均やダウ平均などの数値がこれから先どのように上昇するか、どのように下落するかをおおよそ想定できる人もいます。
また、頭の中に複数の経済状況が想定されていて、こうなったら指数は少し上昇、逆にこうなった場合は大きく下落、という考えを持っている人もいます。

このような考えが及ぶ人にとっては、さまざまな経済変化、指数の変化も「想定内」になります。事前に考えていたのですから、「全く読めず想定外」ということになりにくくなります。
結果として、世間ではハイリスクと言われている金融商品であっても、その人にとってはローリスクな金融商品に見えるのです。

 
リスク許容度の判定においては、ポートフォリオ理論を暗に採用し、資産価格の下落にどれくらい耐えられるかで語られることが多いです。
しかし顧客の真のリスク許容度を測るには、顧客の経済感覚、具体的な銘柄の価値変化なども把握したうえで、どの程度まで想定を置いているかも把握したうえで、判断することが重要です。

リスクは根本的に「不確実性」です。
不確実を除外できるセンスがある人ほど、リスク許容度は低いと判断できるのです。

これは、顧客と対面して話ができるFPには実践できますが、執筆・講演で不特定多数に話をするFPには実践ができません。
現状、このレベルで投資相談ができるFPは、ほとんどいないでしょう。
でもこれができれば、ロボアドバイザーと明らかな差別化が可能です。

しかし、ここまで踏み込んでリスク許容度を測ろうとすると、どうしても個別銘柄についてどう思うか、を顧客から聞き出す必要もでますので、投資助言業の登録は必須となるでしょう。
この点はご注意いただきたいと思います。

 
投資に不安を感じる人は、「わからない」から不安に感じているものです。
その「わからない」をなくし、いろいろなケースが想定できるようになれば、リスク許容度を自ら下げることができ、資産運用に踏み出せる素養が身についた、とも言えるのではないでしょうか。

 
どんどんリスクをとって投資しよう!と投資をあおる人ばかりではなく、このような丁寧なアプローチで顧客を投資教育できる人が増えてほしいと思います。

 

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■ 今後の勉強会の開催予定
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●4/22(土) 相続相談事例から学ぶ、計画的な相続対策
2つの相続相談事例を取り上げ、相続に関する問題をどのように解決すれば
よいかを考えていきます。相続における実践力が身につく内容です。

●4/22(土) 資産運用・不動産活用・相続分野でFP業務に役立つIT活用勉強会
ライフプランニング以外で、これら3つの分野でFPの皆様に役立つソフトに
関する情報提供・意見交換を行う内容です。

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
http://money-study.net/schedule.htm
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posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 05:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 金融資産運用・経済