2014年03月21日

[3級] 普通傷害保険の補償対象となる事例

2014年1月のFP技能士試験で、多くの受験者が間違えやすい問題、難しめの
問題をピックアップして解説しています。

ややハイレベルな内容ですが、今後受験される皆様が、より合格圏内に達する
ことができるよう、分かりやすく丁寧に解説しています。

すでに合格済みでさらなる知識を身につけたい方、またFP資格を活かした仕事を
する方にとっても参考になればと思っています。


本日から、第2分野目「リスク管理」の問題の解説をしていきます。


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2014年1月 FP技能士3級 学科 問39より

普通傷害保険において補償の対象とならない傷害の例として,( )がある。
1) 自宅で料理中に油がはねて生じたやけど
2) 公園をジョギングして生じた靴ずれ
3) 職場の階段で転倒して生じた骨折

正解の選択肢は2です。
傷害保険とは、「急激かつ偶然な外来の事故」を補償する保険です。
例えば、交通事故、スポーツ中の事故、階段を踏み外したことによる事故等の場合に、保険金が支払われます。

これらの事故は、 発生した/発生していない の切り替わりが急に生じる(時間的間隔がない、とも説明されます)ので「急激」に該当します。しかし靴擦れの場合は、靴が擦れるという事象が継続的に影響を与えて生じるものであるため「急激」に該当しません。
したがって、靴擦れは傷害保険の補償対象とはならないのです。同様の理由で、しもやけや日射病も、傷害保険では補償されません。

「急激かつ偶然な外来の事故」がどのようなものなのかをイメージできるようになっておきましょう。


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皆様の周りに受験予定者がいらっしゃれば、ぜひ当勉強会をご紹介ください!


 
posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 保険・リスク管理

2014年02月10日

法人の保険活用法

本日は、法人の保険活用についてです。
法人が保険を活用するときのメリットは、主に次の3点があげられます。


・遺族の生活保障

役員の死亡保険金を、退職金や弔慰金として払うことができ、役員の遺族の生活保障の財源とすることができます。
解約返戻金を、勇退した場合の退職金の原資として活用できます。

経営者個人に借入金や保証債務があり、それらの負債が相続発生時に積極財産より大きいために、相続放棄をしたほうがよい場合もあります。その場合には、経営者が個人契約した生命保険が必要となります。
個人契約の生命保険金は、相続人が放棄をしても全額受け取ることができます。受取人固有の財産となるため、経営者の遺族の生活保障として重要な役割を果たすのです。


・事業承継対策

保険金で、法人や経営者個人が抱えている銀行からの借入金を、返済することができます。
経営者の死亡後、一定の期間における従業員の給与原資、固定費支払いの原資とすることができます。
相続税支払原資のための、役員退職金として活用できます。
保険を活用して死亡退職金の原資とした場合、非課税枠を利用することができ、相続税の増加を防ぐ効果があります。
やむなく代償分割することになった場合の原資とすることができます。
保険金を、自社株の買い取り資金に充てることができます。

以上のように、相続や事業承継にも保険は役立てることができます。


・会計上のコントロール

保険を活用することにより、利益や経費の額を調整できる効果があります。具体的には、保険金を支払うことで損金の額を増やし、保険金を受け取ることで利益の額を増やせます。決算時における黒字や赤字の調整を行える効果があります。
利益の繰り延べ、納税の繰り延べを行うことができます。
退職金の原資を、計画的に準備することができます。退職金を支払うとき、保険に加入していない場合には退職金を支払うその1期に高額な経費が必要となり、経営の安定性が失われます。保険加入により、退職金支払いの時期と、退職金の原資を得る時期を一致させることで、費用負担を平準化でき、安定した財務状況を作ることができます。
退職金を一時払いではなく分割払いすることで、保険金受取における益金を数年にわたって分散させることができます。


事業承継対策と会計上のコントロールの2つについては、節税のメリットを受けられるという特徴があります。しかし税制は変更される恐れもあり、当初考えていたメリットが数年後にはなくなる可能性もありますので、注意が必要です。

保険をうまく活用することで、経営上のメリットを出すことができます。
経営者の悩みを保険でうまく解決できそうな場合には、FPとしての商機でもあると思います。
posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 保険・リスク管理

2013年12月25日

【FP試験の解説】自賠責保険の被保険者の定義

2013年9月に行われたFP技能士試験の問題の中から、多くの受験者が間違えやすい問題、知識を整理していないと答えづらい問題をピックアップして解説しています。
今後試験を受ける方、試験合格済みだけれどさらなる知識を身につけたいと考えている方の参考になればと思っています。

試験で出題される6分野の順に解説しています。

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2013年9月 FP技能士2級 実技(FP協会) 問14より

(イ)自賠責保険の被保険者は、自動車の保有者と運転者である。

この記述は正しいです。これをそのまま暗記すれば試験対策上はよいのですが、自動車の「保有者」と「運転者」の用語にはそれぞれ定義がありますので、それも合わせて解説します。
自賠責保険でいう「保有者」とは、いわゆる自動車の持ち主です。個人で自動車を保有しているときには、その持ち主が保有者となります。
一方の「運転者」とは、法人が所有する車を運転するときのドライバーと考えてください。法人所有の車の場合、その自動車の保有者は法人ですが、運転者はその社員と考えればよいでしょう。ですので、社員が事故を起こした場合であっても、自賠責保険で保険が下りるわけです。


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 ■2014/1/13(月・祝) 3級2級頻出重要ポイント対策勉強会
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いずれの勉強会も、学科と実技の試験対策を含んでいます。グループワーク形式もあり、参加者同士で交流や情報交換しながら、楽しく学べる勉強会です★
皆様のご参加をお待ちしています。参加申し込み、詳細はこちらから!
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posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 保険・リスク管理

2013年12月24日

【FP試験の解説】交通事故傷害保険で補償される保険事故

2013年9月に行われたFP技能士試験の問題の中から、多くの受験者が間違えやすい問題、知識を整理していないと答えづらい問題をピックアップして解説しています。
今後試験を受ける方、試験合格済みだけれどさらなる知識を身につけたいと考えている方の参考になればと思っています。

試験で出題される6分野の順に解説しています。

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2013年9月 FP技能士2級 学科 問17より

3.交通事故傷害保険は、交通事故により被る傷害だけでなく、建物の火災により被る傷害も、保険金支払いの対象となる。

選択肢3は適切です。交通事故傷害保険は、「交通事故」と「建物や乗物の火災」の2つの事象に限定して補償する傷害保険です。交通事故と名称にありますが、建物火災による傷害も補償対象という点を理解しておきましょう。
ちなみに、「交通事故」と「建物や乗物の火災」に限定した傷害保険のため、一般的には普通傷害保険よりも保険料は安くなっています。

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【次回以降の、FP技能士3級・2級合格勉強会のご案内】
ファイナンシャルプランナー資格取得を目指す方々が集まり、一緒に楽しく学びあう勉強会です。
 ■2014/1/13(月・祝) 3級2級頻出重要ポイント対策勉強会
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いずれの勉強会も、学科と実技の試験対策を含んでいます。グループワーク形式もあり、参加者同士で交流や情報交換しながら、楽しく学べる勉強会です★
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posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 保険・リスク管理

2013年12月22日

【FP試験の解説】対人賠償保険の保険金額の上限

2013年9月に行われたFP技能士試験の問題の中から、多くの受験者が間違えやすい問題、知識を整理していないと答えづらい問題をピックアップして解説しています。
今後試験を受ける方、試験合格済みだけれどさらなる知識を身につけたいと考えている方の参考になればと思っています。

試験で出題される6分野の順に解説しています。

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2013年9月 FP技能士2級 学科 問16より

3.自動車保険の対人賠償保険の保険金額は、被害者1名につき2億円が上限である。

選択肢3は不適切です。対人賠償保険の制度としては保険金額の上限はありません。ただし、保険商品ごとに、保険契約で上限を定めることはできます。
ちなみに、無保険車傷害補償保険では、保険金額の上限は2億円となっています。

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【次回以降の、FP技能士3級・2級合格勉強会のご案内】
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 ■2014/1/13(月・祝) 3級2級頻出重要ポイント対策勉強会
 ■2014/1/18(土) 2級応用問題/難問対策勉強会

いずれの勉強会も、学科と実技の試験対策を含んでいます。グループワーク形式もあり、参加者同士で交流や情報交換しながら、楽しく学べる勉強会です★
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posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 保険・リスク管理