2019年01月19日

2019年4月以降の年金額が発表されました

昨日1月18日に、厚生労働省から、2019年4月以降の年金額について発表がありました。
それによると、年金額は昨年より+0.1%プラスと発表されました。

計算上、基礎年金満額は780100円となり、これは2015年4月〜2017年3月の時と同じ金額となります。

その計算根拠等は、後述の厚生労働省のサイトからPDFファイルをダウンロードできますので、そちらをご覧ください。

簡単に説明しますと、今年は物価(+1%)も賃金(+0.6%)もともに上昇しているため、賃金上昇率に合わせて年金額も本来は+0.6%となりますが、マクロ経済スライドにより-0.5%を取り入れ、
 +0.6%−0.5%=0.1%
の増額となったわけです。

このあたりのことは、実は11/25(日)に開催した、
・年金とお金の将来不安をなくせるライフプランニングを提案しよう
の勉強会で実は触れています。
この日に参加された方は、改めて資料を確認してみるとよいでしょう。

 
ちなみに、基礎年金満額以外にも、中高齢寡婦加算額や、各種の子の加算額、在職老齢年金に関する金額もあわせて変更になります。
やはり2015年4月〜2017年3月の金額になっていますので、そちらもご確認くださいね。

FPとしては、年金のアドバイスや、年金額シミュレーションで影響のある金額変更です。
もちろん、FP試験にも反映されていきますね。
毎年の年金の変化にも、ぜひ注目していきましょう。

 
年金額改定の詳細は、下記厚生労働省のサイトをご覧下さいね。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000191631_00003.html
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次の5月試験に向けた勉強会を、下記日程で予定しています。
 ・3月中旬ごろ:受験前に役立つ情報満載!FP合格ガイダンス会
 ・5月上旬ごろ:FP2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
 ・5月中旬ごろ:FP3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会
日時・場所が決定次第、こちらで参加申込もご案内します。

<姉妹サイト FPスキル実践活用勉強会の日程>
■1/24(木) 確定申告がわかる!できる!【様々なケースでの申告書作成編】
■1/31(木) 確定申告がわかる!できる!【電子申告e-Tax実践編】
■2/11(月・祝) ポートフォリオ理論を学び低リスク高リターンな国際分散投資

参加申し込み、詳細はこちらから!(※PCスマホ両対応のサイトです)
https://money-study.net/fp/session/

 
posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 年金・社会保険

2018年12月11日

小規模企業共済の共済金と解約手当金の計算で使う数字は、実は約款に全部書いてある

本日は、小規模企業共済に関するお話です。

小規模企業共済に加入している方へのライフプランニングでは、次のような質問を受けることが多くあると思います。

・将来どれだけの共済金が支払われるのか知りたい。例えば、20年間掛金を払って個人事業を終了したときにいくら戻ってくるのか
・解約したときにはどれくらいの金額が返ってくるのか知りたい。例えば、10年間加入したが解約したい、いくら返ってくるのか

小規模企業共済のサイトでは、ある特定の掛金と加入期間における共済金(解約手当金)は例示されています。
しかしこれ以外のケースでは、その例示と異なる返戻率となることが説明されているので、自分の場合はいったいいくらのお金を受け取れるのかが、はっきりとわかりません。

ですので事業者からのFP相談の現場でも、小規模企業共済のサイトを参考にして、おおよその金額を見積もって(想像して?)回答されていると思います。

 
しかし実は、小規模企業共済に加入するときに配布される約款に、加入期間に応じた掛金500円当たりの共済金・解約手当金の額が一覧表として記載されているのです。

この数値を使うと、かなり精度高く戻ってくる金額を計算できます。
興味ある方は、下記URLから、約款をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/kyosai/skyosai/customer/forms/index.html

掛金を一度も変更しなかった場合は、単純に「この約款の金額×月額掛金額÷500」で計算することができます。

一方で掛け金を途中で変更した場合は、もう少し複雑な計算式を使うことになりますが、この約款の数値を使って見積もることはできます。
(今回はそこまでは触れませんが、過去にこちらでその計算の仕組みをお知らせしたことがあります。覚えていますでしょうか・・・・)

金額の目安を、かなり具体的に計算できる資料が存在するということは、知っておくと役に立ちますよ!
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■12/16(日) FP6分野の新制度&制度改正 徹底学習勉強会(FP1級・CFP試験対応)
税や社会保険などFP6分野にわたる制度改正を、広く深く学べる内容です。
時代に合った提案ができ、お客様に価値を提供できるFPを目指しましょう!

■12/20(木) 顧客のためのFPアドバイス研究 老後資金の取り崩し設計編
グループワークや相談シミュレーションの形式も採用し、皆さんで楽しく
議論しながら、老後生活に関するFP提案スキルを高められる内容です。


<FP資格取得の姉妹勉強会 ご案内>
■12/16(日) FP1級新制度&制度改正 徹底対策勉強会(CFP試験対応)
■12/22(土) FP技能士1級学科 頻出重要ポイント対策勉強会
■2019/1/13(日) FP2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
■2019/1/19(土) FP3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/schedule.htm
※パソコン・スマートフォン両対応のサイトです。

posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 年金・社会保険

2018年10月16日

60歳以上の方は、確定拠出年金の資産を遺族補償でも使える

今日は確定拠出年金の死亡一時金についての話題です。
ここは、あまり焦点が当たらない陰の制度(?)的な位置づけですが・・・

 
確定拠出年金に投じた資産額は、本人の死亡時に、遺族一時金として支払われます。
なのである意味、節税しながら遺族年金を作ることにもなる、という考え方はできるかと思います。

難点は、必要な遺族補償額を、即時に作れないところですね。
そこはやはり、生命保険の出番ではありますが。

60歳以降の人にとっては、確定拠出年金の資産額は老齢年金であることはもちろん、万が一の場合には遺族年金(実際には一時金を取り崩すイメージになりますが)にもなりますね。

下記の記事を読んで、改めて確定拠出年金の死亡一時金について認識をしましたので、今回の話題にしました。
https://president.jp/articles/-/26397

 
ところでこの記事は、FP界では有名な井戸さん(社労士?経済エッセイスト?FP?何者?笑)が著者ですが、2点ほど誤りがありますのでご注意ください。

一つ目の誤りは、下記の記述です。

 
===========
ちなみに、ケース1、2でご紹介した遺族厚生年金・寡婦年金・死亡一時金などの遺族年金は、すべて非課税です。所得に含まれないため、仮にいくら遺族年金を受け取っても、他の収入が少なければ、家族の扶養に入ることや、健康保険の被扶養者になることができます。
===========

遺族年金は所得税法上の非課税で正しいですが、健康保険の被扶養者の判定は収入金額によって行います。なので遺族年金も合わせて、収入額が130万円とかのラインを超えていれば、被扶養者にはなれません。

なんだか、FP2級のひっかけ問題みたいな感じで、懐かしかった(笑)
社労士さんが間違えちゃいけないところだと思いますが・・・

続いて2つ目の誤りです。

 
===========
「追納」や「後納」といった制度もあり、追納制度では過去10年以内の免除期間について、後納制度では過去5年の未納分を納めることが可能です。
===========

後納制度は、すでに終了しております。それも先月末ですけれどね。
第一線で活躍する人ほど、最新の制度の把握って重要ですよ〜

 
ということに気づきながらも、確定拠出年金の死亡一時金について改めて認識をした、良い機会になりました。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■10/21(日) 家計シミュレーションソフトで家計と保険の見直しをやってみよう
一人一人の家計や人生設計を考慮し、家計の改善と適切な保険を選ぶ方法を
無料のFP向け専用ソフトを使いながら分かりやすく学びます。

■10/21(日) 若者向け金融教育を体験し、実践できるようになろう
若者向け金融教育を体験しながら実施のコツを学べます。それを真似すれば、
あなたも金融教育を自信をもって実施できるようになりますよ!

■11/25(日) 家計シミュレーションソフトを、将来の家計改善に役立てよう
FPも使う家計分析専門ソフトを使って、将来の収入、支出、貯蓄額を予測し、
簡単にキャッシュフローも作って課題解決に役立てる方法を学びます。

■11/25(日) 年金とお金の将来不安をなくせるライフプランニングを提案しよう
年金不安を払拭し、FPとして生きがいを感じられるライフプランの立て方・
話し方を、一線で活躍する講師をお招きして学んでいきます。

<FP資格取得の姉妹勉強会 ご案内>
■11/10(土) 受験前に役立つ情報満載!FP技能士3級2級合格ガイダンス会
■11/10(土) 難関FP1級学科で高得点を取るための合格ガイダンス会

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/schedule.htm
※パソコン・スマートフォン両対応のサイトです。

posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 年金・社会保険

2018年09月22日

国民年金保険料の後納制度は、9月30日で終了です

国民年金保険料を納付しなかった場合、過去2年まではさかのぼって納付することができます。
しかし現在は特例により、過去5年までさかのぼっての納付が認められています。
これを、国民年金の後納制度といいます。

しかしこの後納制度は、今年9月末をもって終了となります。
10月からは本来通り、過去2年分までしか、さかのぼって納付することができなくなります。

この9月末で、また年金制度に変更があります。
年金の相談の際に、この制度のことを説明する機会があるかもしれません。
未納の方へのご連絡は、早めに行っておくとよいでしょう。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■10/21(日) 家計シミュレーションソフトで家計と保険の見直しをやってみよう
一人一人の家計や人生設計を考慮し、家計の改善と適切な保険を選ぶ方法を
無料のFP向け専用ソフトを使いながら分かりやすく学びます。

■10/21(日) 若者向け金融教育を体験し、実践できるようになろう
若者向け金融教育を体験しながら実施のコツを学べます。それを真似すれば、
あなたも金融教育を自信をもって実施できるようになりますよ!

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/schedule.htm
※パソコン・スマートフォン両対応のサイトです。

posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 年金・社会保険

2018年09月18日

年金受給開始が70歳になるのかも、と思った最近のニュース

ちょっとドキッとするタイトルですが、最近の報道を見てそう思ったのです。

まず、確定拠出年金の掛金を原則65歳までに延長する案が出ています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34791290Q8A830C1MM8000/

現在の確定拠出年金は原則として、60歳までしか掛金を拠出できず、受給も60歳からです。
確定拠出年金を受け取れる年齢を、さらに後ろに倒す案なので、早期に年金をもらえる制度がなくなることになります。
65歳まで働くのが当たり前、がさらに推進される環境になりそうですね。


さらに別の報道で、70歳まで働きたい人は働けるように義務付ける、という案も発表されています。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018090501002095.html

もし70歳まで働けるのが当たり前になったら、いよいよ老齢年金の受給も70歳開始からになるのでは・・・と思ったのです。

老齢年金の受給開始をいきなり70歳にしても、「70歳までの収入はどうするんだ」という問題があります。
しかし70歳まで収入があるのが当たり前になれば、老齢年金を70歳から受け取るルールにしても大丈夫という方向に、話を持っていきやすいですよね。

受給年齢を引き上げても大丈夫な土壌が、徐々に出来上がりつつあるように感じた報道でした。
以上の制度改正はまだ決まったわけではなく、今時点では一つの案にすぎません。
でもライフプランを描くうえでは、年金は70歳から受け取れるという前提が重要になりそうだと、感じました。

皆さんは、いかがお考えでしょうか?
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■10/21(日) 家計シミュレーションソフトで家計と保険の見直しをやってみよう
一人一人の家計や人生設計を考慮し、家計の改善と適切な保険を選ぶ方法を
無料のFP向け専用ソフトを使いながら分かりやすく学びます。

■10/21(日) 若者向け金融教育を体験し、実践できるようになろう
若者向け金融教育を体験しながら実施のコツを学べます。それを真似すれば、
あなたも金融教育を自信をもって実施できるようになりますよ!

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/schedule.htm
※パソコン・スマートフォン両対応のサイトです。

posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 年金・社会保険