2019年08月15日

AI時代に差し掛かる中、FPビジネスの在り方を変えるべきか、というお話

最近は周知のとおり、AIの話題が世間をにぎわせています。
AIが私たちの生活に次第に溶け込んでいくなかで、FPが手掛けるビジネスモデルに軌道修正をかけるべきか、というお話です。
たびたび、勉強会や懇親会の場で話題になりますので、こちらでも共有します。

 
AIが普及し、自動運転車がたくさん販売されるようになったら、既存の保険業界はやっていけなくなるのではないか、と考えている人もいます。
そこで話を分かりやすくするため、今回は自動車保険を例にとって話を進めます。

 
自動運転車が普及すると、事故件数が減るのでしょうか?
事故の頻度が減るのなら、保険を必要とする人は減るかもしれません。
しかし、万が一の事故による賠償責任は、依然として生じることにはなるでしょう。
「万が一のための保険」という意味では、存続し続けるような気はします。

ところで、自動運転車同士が事故を起こしたら、いったいだれの責任となるのでしょうか?
ハンドルすら握っていないなら、搭乗者は誰も責任を追わなくなるのでしょうか?
自動運転車を開発した人に、賠償責任が生じるのでしょうか?
契約者と被保険者が異なれば、誰にどのように保険商品をアプローチするかの営業戦略も変わりますね。

自動運転が普及し始めたとしても、従来からある人が運転する車は存続し、販売も続けられるでしょう。
そう考えると、自動車保険は劇的には変わらない気もします。

 
自動運転車の普及で、自動車のルールや自動車保険のルールがどうなっていくかは、やがて決まっていくでしょう。
しかし、今時点で今手掛けているビジネスに見切りをつけたり、20年先まで見越した判断や行動を行う必要性は、そこまで高くはないと私個人的には考えています。

なので、今取り組んでいる保険ビジネスの形態を無理に変える必要はなく、今抱えているお客様のため、身近な見込み客のため、の活動をこれまで通り行っていくことが、最良ではないかと考えています。
お客様のニーズの変化が具体的に見えたときから、次の時代に向けて動き始めても遅くはないと思います。

 
自動運転やAIなどは、話題性だけが先行しがちです。
でも、ビジネスは話題性だけで進められるものではありません。
今この時点において、お客様のニーズと、それにお応えできる専門家がいてこそ、成り立つのがビジネスです。
今を捨ててまで、不確定な将来のために時間とお金をつぎ込む必要性はないのではないでしょうか。

 
AIが自動的に、最良の資産運用をしてくれる。
AIが自動的に、お客様のライフプランニングを作ってくれる。
AIが自動的に、相続対策をしてくれる。
AIが自動的に、家を建築してくれる。

こんな話題や技術も見聞きはしますが、同様に考えてみて下さいね。
 

以上のような話を、過去の勉強会や懇親会の場で、お話をしました。
AIに関する情報をきき、違うことを始めるべきか迷っている方(または迷わされている方)は、ぜひ一度、今の自分を客観的に見つめ、FPとして何をすることが社会に対する価値となるかを、考えてみてくださいね。
 

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  今後の勉強会の開催予定
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posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | FPスキルアップ・FPビジネス
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