2018年05月12日

キャッシュフロー表は、何のために作る?

先日5/10(木)に、FP協会内部で行われている勉強会「スタディグループ」で、講師を担当しました。
国分寺SGという、東京都国分寺市で行われていた勉強会ですが、そこで「顧客が納得する、精度の高いキャッシュフローつくりのコツ」というテーマの中で、次の観点でお話をしていきました。

・キャッシュフロー表の意義やメリットは何か
・キャッシュフロー表をExcelで作ることと、専用ソフトで作る違いは何か
・FPがキャッシュフロー表作りで悩んでいるところは何か
・キャッシュフロー表で失敗したFPの事例
・顧客が納得するキャッシュフローつくりには、顧客とのヒアリングが欠かせない


この内容の一部を、こちらでも共有したいと思います。

キャッシュフロー表は何のために作るのでしょうか?
その答えを私なりに簡単に説明してみたいと思います。

まず一つ目は、「将来の貯蓄の変動を確認するため」。
もし将来に貯蓄が底を尽きると分かったら、今のうちから手を打てますね。
貯蓄がいつごろ、どれくらいの額不足するのかわかれば、それをどのように回避すればよいのか、生活設計をどう変えていけばよいかのヒントになりますね。

二つ目は、「自分の家計の正確さを再確認するため」
キャッシュフロー表を作るためには、収入や支出の金額が明らかにならなければなりません。
家計の基本となる数字を、自分で正しく把握できているかを再確認することができます。
現状を正しく理解できていないと、問題の対応策を考えたところで、絵に描いた餅となってしまいますから。

三つめは、「自分の将来設計を考える機会とするため」
家をいつ買うのか、何歳まで働くのか、といったライフイベントを思い描き、将来の夢とかやりたい事を頭の中で整理する機会になります。


この3つの目的を掛け合わせることで、お金を切り口として顧客の夢を後押し、問題を回避できる家計の考え方や、よりよい人生設計をコツを伝えることができるわけです。
FPは、保険、投資、住宅購入などのお金の知識を生かしてアドバイスをする職業、といわれています。
もう少し踏み込むと、相談される方の夢を実現する役割でもあるわけです。

それを達成する道具として、キャッシュフロー表を活用することができるのですよ、というお話を説明しました。

キャッシュフロー表の作成は、FPのスキルを発揮した、FPらしい業務といえます。
ただしその価値は何なのかを、正しく相談者に伝えることが大切ですし、そのうえで相談業務の中でキャッシュフロー表を活用していただきたいと思います。


本日は、FPの基本を再確認するような内容でしたね。
次回も、こちらのSGでお話したことの内容の一部を、共有する予定です。

久しぶりのシリーズ投稿ネタとして、何回かに分けて書こうと思っています(笑)
 

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■ 今後の勉強会の開催予定
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●6/23(土) FP相談:価値観が違う夫婦の不安を解決するライフプランニング編
●6/23(土) FPなら知っておくべきお金の新制度&制度改正 勉強会

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●5/20(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

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posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ライフプラン・家計
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