2018年05月09日

長生きリスクに備える年金保険は、加入に厳しい診査がない

平均寿命が伸び続けていることから、長生きした場合に備えてのお金の工面を考える人が増えています。
国からもらえる公的年金だけでは、長期の家計の維持が難しいと考え、個人年金やトンチン年金に加入を検討している人も増えているようです。

生命保険や医療保険では、不健康な人が加入するのを防止するために、事前に告知や診査等があります。
持病・症状などがあれば、加入を制限されてしまいますね。

しかし個人年金やトンチン年金は、加入時に告知や審査がない、またはあっても生命保険・医療保険ほど厳しくないのが一般的です。

というのも、個人年金やトンチン年金は、死亡時に支払われる保険金額が、払い込んだ保険料とほぼ同じというケースが多いためです。

トンチン年金の場合、死亡保険金が払込保険料総額を上回ることもあり得ますが、それは平均寿命を大きく超えて長生きしたケースに限られます。
しかし確率的に考えると、死亡保険金が払込保険料総額を下回る可能性のほうが高くなっています。

ちょっとひどい言い方をすれば、早くに亡くなる人ほど、保険会社側に残るお金が多くなることから、事前の診査はそれほど厳しくはないのです。


実務上は、告知や審査の内容は、各保険商品によって異なります。
ですが個人年金やトンチン年金は、持病がある方も加入できる可能性があるので、生命保険と同じように考えて「きっと加入できない」と思いこまないようにしたいところです。

どんな人にも、将来のライフプラン設計は大切です。
思い込みで選択肢を失うともったいないですから、相談者のためになる選択肢をたくさん用意し、老後のプランを考えて行く姿勢が、FPには求められますね。
 

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posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 保険・リスク管理
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