2018年04月30日

配当金は、所得税と住民税で別々の申告方法をとれる

みなさま、こんにちは。
FP勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

株や投資信託を保有していると受け取れる、配当についてのお話です。

この配当に対する課税は、総合課税、申告分離課税、申告不要制度のいずれかを、納税者が指定することができます。

総合課税を選ぶと、配当控除という税額控除が使えます。
申告分離課税を選ぶと、株式の譲渡益とも損益通算でき、税率も一律20.315%なので、高所得者にはこちらが有利です。
申告不要制度というのもあり、こちらは源泉徴収によって納税を完了することができる制度です。

この3種類があることは、FP試験の3級や2級でも出題されていますから、忘れた人は思い出してくださいね。

 
ここからあまり知られていないお話になりますが、配当に対する課税についてどれを選択するかは、実は所得税と住民税とで別々に選択することができるのです。ですから、

・所得税では総合課税を選択し、住民税では申告不要制度を選択する

ことで、最も低い税率を適用できる、という方もいるのです。

配当に対する節税について詳しく知りたい場合は、下記の記事を参照してみて下さい。
申告不要制度と申告分離課税とで、有利不利についても書かれています。

【配当金もらったら節税を 所得税と住民税で使い分け】
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO29352400T10C18A4PPE000

 
ただし、この記事に書かれている税率をうのみにすると、逆に勘違いをする可能性もあります。
配当による収益が多い人は、総合課税を選ぶことで、高い税率が課税されることとなてしまいます。

ですから、どのような選択をするのがもっとも得になるかは、配当所得の額と、配当所得以外の所得(給与&事業所&老後年金の雑所得など)の額とのバランスによっても、差が出ます。

それぞれの個別のケースで試算をしなければ、事前にどれが得かを言い当てることはできませんので、この点は忘れないでくださいね。

 
「配当に対する納税は、所得税と住民税とで別々の方法を採用できる」
これが、今日のワンポイントです。
参考にしてくださいね。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●4/22(日) 家計シミュレーションソフトで損をしない住宅購入・住み替えプランを立ててみよう
●4/22(日) 金融商品販売でなく、顧客から報酬をいただく資産運用ビジネスにチャレンジしよう

<姉妹勉強会のご案内>
●5/13(日) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●5/20(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/schedule.htm
※パソコン・スマートフォン両対応のサイトです。

posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 金融資産運用・経済
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/183116725
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック