2018年02月26日

落雷でパソコンは壊れずにデータが壊れても、火災保険で保障されない、というお話

パソコンに限らず、落雷で家電製品が壊れた場合は、火災保険で保障されます。
ですが、落雷でパソコン自体は壊れなかったものの、パソコンに保存されたデータが壊れたり失われたことに対しては、火災保険では保障されません。
別の言い方をすると、パソコン本体・部品の物理的故障(パソコンの電源が入らない)は火災保険で保障されますが、データ復旧にかかる費用(パソコン自体は動いている)は保障外なのです。

パソコンが壊れなくてデータだけ壊れると書きましたが、思いつくのは次のようなケースです。

・作業中のデータが失われた(パソコンに保存する前に電源が落ちた)
・ハードディスクが突然停止することで、ハードディスクの回転部分がディスクに傷をつけて、一部のデータが読めなくなる(または処理速度が低下する)

 
先日IT関係者と、こんな話をする機会がありました。
思い返してみると、こんな話をするのは、FPの方や保険業界の方くらいですね。

私はIT業界に身を置いていますが、この業界で火災保険のデータ保障の話が出ることは、まずありません。
なぜなら、落雷によってデータだけ失われることよりも、パソコンそのものが壊れる確率のほうが高いからです。
それに、そもそも、それを想定した対策を事前に行っています(電源が失われることに対してはとても意識が高い業界です)
また、データが失われるにしても、落雷以外の原因のほうが圧倒的に頻度が高く、そっちの予防や対策のほうには力を入れています。

なので、落雷でデータが失われるなんて、極めてレアケース中のレアケースなので、ほとんど話題にならないのです。
そういう理由もあってIT業界ではほとんど話題になっていないのですが、IT業界に入って何も知らない初心者さんが、いきなり保険の話題を聞かされて、上司に相談したところ、上司から「もっと大きな視点で問題意識を持とう」と指導されていました(笑)

 
これをお読みの方は、IT業界ではなくFP・金融業界の方が多いと思います。
火災保険で落雷によるパソコンのデータがどうこう・・・というお話も大切ですが、もっと大きな視点で火災保険の意義を説明することも大切ですよね(笑)

お互いに大切な視点を共有したうえで、リスク管理の話をしていくことが大事だなー、と思った小ネタでございました♪
 

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posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 保険・リスク管理
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