2018年01月09日

FPは、相談相手の人生に踏み込むべきなのか

みなさま、こんにちは。
FP勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

・FPは、顧客の人生に踏み込むトークをすべきでない。
・お金の専門家として、お金に関わる話にとどめておくべきだ。

このように考えている方とお話をする機会がありました。

私は過去に何度か、このような考えの方にお会いしたことがあります。
FPが顧客の人生に踏み込むべきなのかどうか、その答えはFPの皆様の価値観によるものなので正解があるわけではありません。

顧客の人生に踏み込むべきではないと考えられていた理由は、次のようなものです。

・お金を切り口にしたとしても、顧客の人生を大きく変えてしまうことに対する責任は持てない
・FP自身が正しい人生観を持っているとも限らない
・人生の在り方は、それぞれの人が持っているものだから、他人がそこに踏み込んでいい悪いを言うべきではない

それを聞いて、なるほどなー、と思いました。
この考え方は、私は尊重しますし、それを前提としてお金の相談に向き合うことも悪いことではないと思っています。


一方、私はこの逆で、「FPはお金を切り口としつつも、顧客の人生がよりよい方向に進めるよう、顧客の人生に踏み込んで話を進めることが望ましい」と考えています。
というのも、顧客の人生設計や将来思い描いていることを考慮せずに、お金のトークを展開するFPが後を絶たないからです。
(10年ほど前から、お金だけを語るFPには違和感を感じています。)

顧客の人生に踏み込むといっても、FP自身が相手の人生を決める、コントロールする、という意味ではありません。
お金を切り口にして、顧客の人生の選択肢にバリエーションを持たせられるのが、FPの仕事のいいところだと思います。

例えば保険を例にとると、顧客の個別の事情には触れずに「保険に入ってはいけない」というFPがいます。
保険に入らないほうが良い顧客はもちろんいるでしょうが、一方でライフプランに基づいて保険設計をしたうえで、適切な保険を契約すべき人もいるでしょう。

・●●な場合には、それに備えるため▽▽保険に加入する、
・それとは別に●●な場合には、別の▽▽保険が望ましい
・一方で、●●な条件がそろっているなら、保険に加入する必要はない

というように選択肢を提供して、顧客の人生をサポートできれば、望ましいFPサービスになるのではないかと考えています。
いわゆるFPの6ステップも、この視点で設計されていますよね。
ライフプランニングは人生設計とも呼ばれますが、それはすなわち、相手の人生観に踏み込むことでもあると思っています。


FPが、顧客の人生に踏み込むことについて書きましたが、みなさんはどうお考えでしょうか。
顧客との向き合い方について考える、一つのきっかけになれば幸いです。
 

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■ 今後の勉強会の開催予定
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posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | FPスキルアップ・FPビジネス
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