2018年01月05日

仮想通貨は、資産運用の3つのリスクが無くなってこそ有益な通貨となる その2

みなさま、あけましておめでとうございます!
2018年も、皆様に幸せがたくさん訪れる1年となりますことを、お祈りいたします。
私の方では、引き続きFPの皆様向けの独自の勉強会運営を続けていきます。
多くの皆様との出会いがあることを、楽しみにしております。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。


前回は仮想通貨のお話しをお届けしました。
その続編を2017年中にお届けしようと思っていましたが、運悪く年末に体調を崩してしまい、寝込んでしまいました。
そして気が付いたら、2018年になっていたという・・・(笑)

お金のことも大事ですが、健康も大事ですよね。
ということで、2018年は、健康に少し意識を向けてみようと思っております。
個人的なお話でスミマセン・・・


それでは、仮想通貨のお話の続きを、新年1つ目の話題としてお届けします。
前回に、資産運用の3つのリスクである価格変動リスク、信用リスク、流動性リスクを、円通貨と関連付けて説明しました。
仮想通貨が私たちにとって有益な通貨となるためには、この3つのリスクが無くなることが重要だと考えています。
ではこの3つが無くなった仮想通貨の世界を、想像してみましょう。


まず価格変動リスクが無くなった場合、1ビットコインで何が買えるのか、おおよそのイメージがつかめるようになっているはずです。
実際に海外に旅行に行くとお分かりの通り、外国では外貨をベースとして値段がつけられていますが、現地の方は1ドル・1ユーロで何が買えるのか、おおよそのイメージを持っていますね。
現地通貨では、値段がコロコロ変動することもなく、安定した価値観を形成できています。
当然、日本円についても言えることです。
100円で何が買えるか、そのイメージはみなさん持てますよね。

もちろん、円と外貨間での円高・円安の概念は残るものの、1通貨単位で購入できるものが何かという「常識のようなもの」が形成されるのは、通貨の価値が安定しており、価格変動リスクがなくなっているからです。
ですから、仮想通貨1単位でどのようなものが買えるかを人々が認識できる状態になってこそ、人々が安心して愛用できる通貨となるでしょう。
しかも、それが国をまたいでイメージを持つことができれば、まるで基軸通貨のような権威を得られることにもなるのです。


次に信用リスクに目を向けてみましょう。
その通貨が安定的にずっと使い続けられる環境が成立することで、信用リスクを消失させることができます。
昨年、技術的な背景から仮想通貨が分裂する騒ぎがありましたね。仮想通貨が急に使えなくなったり、無理やり別の通貨に交換させられることが繰り返されると、利用者は安心してその通貨を使えないでしょう。
(昨年の騒ぎでは、このようなことは起こりませんでした。しかし取引所に保管されていた仮想通貨が消失するという事件はありましたね)

さらに、次々と新しい仮想通貨が登場したもの昨年のトレンドでした。
仮想通貨の原理を理解し、それを操るプログラムを開発し、そして仮想通貨のデータを流通させるコンピュータ環境を作り出すことで、じつは様々な種類の仮想通貨を作りだすことができます。
似たような仮想通貨が乱立すると、仮想通貨1つ1つに対する権威・信用が分散してしまい、信用リスクが消しきれなくなってしまいます。乱立するすべての仮想通貨を、お店側が対応してくれることは考えにくいですからね。
通貨を持っていても使える場所がないなら、偽札を持たされているのと同じ・・・
デジタルであるが故の信用リスクとも言えますが、ここをどうクリアしていくのかも考えどころですね。
以上のような懸念点があるものの、仮想通貨を使い続けられる環境が整えば、信用リスクは消し去ることは理論上は可能です。


最後の流動性リスクです。
「使いたいときに望みのものと等価交換できる」ことがしっかり担保されることで、流動性リスクを消すことができます。
そのためには、単純に何かを買いたいときに、どのお店でも仮想通貨を取り扱ってくれる環境が必要です。
ところがお店にとっても、自分が流動性リスクを含む3つのリスクを負ってまで、仮想通貨を扱いたいとは思わないでしょう。
いっせーのーせーで、すべての事業者が仮想通貨を扱ってくれるのが理想ではありますが、時間をかけて徐々に広がっていけば、いつでも使える仮想通貨という位置づけとなり、流動性リスクはなくなるでしょう。

facebookは、昔は物好きな人だけが使っていたサービスです。しかし認知度が高まるにつれて、普及が進みました。
「ファイナンシャルプランナー」だって、昔はメジャーではありませんでした。今でこそ認知度は上がってきていますよね。

仮想通貨もメリットを感じる人が増えれば、これと同じ道をたどり、多くの人に使われることで流動性リスクも小さくなっていくことでしょう。


以上、3つのリスクがなくなることで、仮想通貨はメジャーな通貨として人々に利用されることになると考えています。
また、日本人なら円通貨、アメリカ人ならドル通貨を使っている中で、仮想通貨が普及するかどうかは、現行で普及している通貨より高いメリットを利用者が享受できるかどうかにかかっています。

一方で仮想通貨は、通貨としての側面とともに、決済手段の側面も強く持っています。
この決済手段のメリットが高いことで、利用が普及していく可能性のほうが高いように、個人的には感じています。

今年も仮想通貨の話題は尽きないと思いますが、今後の仮想通貨の動向に注目していきたいと思います。


最後に、仮想通貨が話題となる1年にふさわしい、5・7・5・7・7で締めくくりたいと思います。
子供になった気持ちで、読んでくださいね。

 おとしだま〜
  もっとたくさん
  もらうなら〜
 ビットコインより
  現金がいい〜

今年も、皆様にとって素敵な1年となりますように!!
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
 

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■ 今後の勉強会の開催予定
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●2018/1/14(日) 家計シミュレーションソフトで家計分析・改善をやってみよう
●2018/1/14(日) 保険見直しFP相談やってみよう(自分と家族の保障で板挟み編)
●2018/2/17(土) 若者向け金融教育を体験し、実践できるようになろう

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●2018/1/13(土) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
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posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 07:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 金融資産運用・経済
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