2017年05月22日

フィンテックブームの裏側(フィンテックとFPビジネスの関連) その2

FP向け雑誌「きんざいファイナンシャルプラン」5月号の巻末に、「フィンテックブームの裏側」というコラムがありました。
とても興味深いことが書いてあったので、私の思うところも補足しながら、何回かに分けて書いていきます。
そして、フィンテックビジネスとFPビジネスとで重なりがある点も指摘しながら、書いています。

 
前回、フィンテックベンチャーは、やがて金融機関を顧客にしていくということを書きました。
このコラム中にも、「そこで新規参入者は、金融機関を顧客にすべく、サービス開発を競っている」という一文があります。

これも的を得ています。
同じサービスであっても、BtoCで得られる収益より、金融機関を相手にしたBtoBのほうが、ITサービスを遥かに高値で買ってくれます。

私はフリーソフトで、FPの方になじみがあるライフプランシミュレーションソフトを開発・提供しています。
これをお金を払って使いたい、と考える人はほとんどいないでしょう。
私のソフトを「有償化して提供してもいいくらいのサービスだよ」と言って下さる方もいて、とてもうれしいのですが、でもそういう方は極めて少数派です。

しかし、金融機関向けのライフプランシミュレーションのシステムは、ときに数千万円から数億円をかけて構築することがあるのです。
他の金融サービスでも、同じような傾向があり、IT屋さんの収益性の観点で言えば、金融機関向けのほうが金回りが良いビジネスになるのです。

 
FPビジネスも、金融機関と手を組むことで仕事がしやすく、報酬も高くなる傾向があると、前回にお伝えしました。

ファイナンシャルプランニングサービスであっても、一個人のFPが行うサービスと、大手金融機関が行うサービスとでは、当然金融機関が行うサービスに消費者は魅力を感じます。
そこでFPとして活躍の幅を広げたい場合には、金融機関が行うセミナーの講師を引き受ける、というような連携をとって、ビジネスを拡大しているFPの方もいますね。

幅広く活躍をしたいFPの方は、こういった切り口で仕事を広げられるということも、知っておいてくださいね。

 
「フィンテックブームの裏側」を、3回に分けてお伝えしています。
次回はこのテーマ3回目の配信となります。
(3回、という回数は、ここを書いている時点で決めました・笑)

次回はフィンテック企業の弱点や、フィンテック企業よりFPのほうが優位性を持っている点について、ご紹介したいと思います。
フィンテックより優れたFP、この切り口は皆さんにとってうれしいのではないでしょうか?(笑)
次回に続きます。お楽しみに!

 

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■ 今後の勉強会の開催予定
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●6/3(土) 家計シミュレーションソフトで家計分析・家計改善をやってみよう
無料で誰でも使える家計シミュレーションソフトで、家計分析や家計改善の
方法について学びます(当勉強会の運営スタッフが開発したソフトです)

●6/3(土) ライフプランソフトを使いこなし、FPの総合力を発揮する勉強会
ライフプランソフトの高度な機能も使いこなし、より相談顧客に適した
FPコンサルティングを行うための具体的ノウハウを学びます。

●7/9(日) 高校生向け金融教育を体験し、実践できるようになろう
高校生向けの金融教育の授業を実際に体験いただき、それをマネすれば
あなたが若い世代への金融教育を行える立場になれる!という企画です。

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
http://money-study.net/schedule.htm
※パソコン・スマートフォン両対応のサイトです。

posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | FPスキルアップ・FPビジネス
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