2018年05月15日

相談内容に応じたこだわりのキャッシュフロー表を作ること

先日5/10(木)に、FP協会内部で行われている勉強会「スタディグループ」で、講師を担当しました。
国分寺SGという、東京都国分寺市で行われていた勉強会ですが、そこで「顧客が納得する、精度の高いキャッシュフローつくりのコツ」というテーマの中で、次の観点でお話をしていきました。

・キャッシュフロー表の意義やメリットは何か
・キャッシュフロー表をExcelで作ることと、専用ソフトで作る違いは何か
・FPがキャッシュフロー表作りで悩んでいるところは何か
・キャッシュフロー表で失敗したFPの事例
・顧客が納得するキャッシュフローつくりには、顧客とのヒアリングが欠かせない

このお話しした内容の一部を、こちらでも共有したいと思います。
前回は、キャッシュフロー表を何のために作るのか、というテーマでお伝えしました。
今回は、「こだわりのキャッシュフロー表」がテーマです。


そもそも、キャッシュフロー表にこだわりなんてあるの!?だいたい同じようなものでしょ!?と思われた方もいらっしゃるでしょう。
相談に来られた方のお金の課題解決のツールとして、キャッシュフロー表を使うわけです。
FPとしては、相談に来られた方がいちばん心に引っかかっている課題を重点的に解決し、アドバイスしたいと考えます。

したがって、キャッシュフロー表の中には、顧客の課題解決につながることが記載されていることが求められます。
例えば、介護にかかる費用を心配されている方であれば、介護にかかる費用をいつごろからどれくらいかかるのかを試算し、キャッシュフロー表に支出として計上してあげるとよいです。

保険の見直しのケースでは、世帯主(または配偶者)が亡くなられた前提において、家族死亡後の収入や支出の額を試算し、また支払われる死亡保険金も収入として計上し、適切な保障の保険に加入できるかをシミュレーションします。

このように、計算に加える収入や支出の項目を、相談内容に応じて変化させて計算できるスキルも、FPにとっては大切です。


私自身、多くのFPの方と接している中で、お客様からの相談内容が非常に多岐にわたっていることを実感しています。
専業主婦/共働き、賃貸/持家/老人ホーム/シェアハウス、多様な保険への加入意欲、結婚/離婚/相続、などなど、それぞれの相談事例で中心的テーマとなる内容も実に様々です。
それだけ、人々のお金の悩みは多様化しており、またそれに向き合うFPに求められる知識も幅広く深く求められているように感じます。

お客様一人一人に、納得感のあるキャッシュフロー表を作るためには、相談の個別ケースに応じたこだわりも必要でしょう。
多様な相談ケースにも対応できるFPが、増えてほしいと個人的には思っています。


このような背景もあって、FPスキル実践活用勉強会では、定期的にFP相談シミュレーション形式の勉強会も開催しています。
多様な相談ケースをご紹介しながら、FPとしてどのような考え方が必要であり、お金の専門知識を発揮すべきかを、みんなでグループワークをしながら考えています。
次回は6月に、FP相談シミュレーション形式の勉強会を開催します。詳細は、末尾のご案内をご覧くださいね。


軽くご案内を挟ませていただきましたが(笑)、こちらのSGでお話したことの内容の一部を、数回にわたって配信予定です。
次回はキャッシュフロー表つくりで失敗した事例とその原因について、お伝えしたいと思います。

 

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■ 今後の勉強会の開催予定
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●6/23(土) FP相談:価値観が違う夫婦の不安を解決するライフプランニング編
●6/23(土) FPなら知っておくべきお金の新制度&制度改正 勉強会

<姉妹勉強会のご案内>
●5/13(日) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●5/20(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/schedule.htm
※パソコン・スマートフォン両対応のサイトです。

posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | FPスキルアップ・FPビジネス