2017年11月14日

所得に応じた負担増で、健康保険組合が解散していくかもしれない、というお話

日経ビジネスだったか、雑誌に書かれていた内容です。

介護保険制度の改正で、介護保険料の算定方式に総報酬割が導入されることとなりました。
段階的に総報酬割が導入されていきますが、その結果、年収の高い人ほど負担も大きくなっていくことになります。

実は協会けんぽよりも、健康保険組合に加入している従業員のほうが年収は高いです。
そういう背景もあり、健康保険組合が全体で負担する保険料は増える一方、協会けんぽ側での負担保険料額は計算上、現行より少し下がるとのことです。

このような制度改正が積み重なると、今後は健康保険組合のほうが、トータルの保険料率が高くなるという可能性も指摘されています。

協会けんぽより健康保険組合のほうが、給付が充実しているのはすでに知られているとおりです。
でも将来的に健康保険組合に加入するほうがデメリットが多いという状況になってしまったら、健康保険組合を脱退して協会けんぽに移る企業が増え、健康保険組合は解散していく、という可能性もあります。

当面はこれが現実になることはないでしょうけれども、メリットある制度が消えていくのは、ちょっと寂しいなあと思ったのでした。
小さな制度改正も、重なっていくと大きな影響力を持つようになりますから。

 

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posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 年金・社会保険