2017年09月07日

リタイア後に資産運用をすべきかどうか、というお話

次回の勉強会は、9/18(月・祝)に下記のテーマで開催します。

・FP家計診断やってみよう(1億円以上ある方の定年前リタイア編)

その予習となる情報提供も兼ねて、定期的にリタイアメントプランニングについて書いています。

今回は、リタイア後に資産運用を行うべきか、という話題です。
多様なリタイアメントプランニングがありますが、本日ご紹介する内容を、プランニングの一つの考え方として見ていただければと思います。

 
リタイア後の収入は、主に公的年金となる方がほとんどでしょう。
年金だけで暮らしていくことに不安を持ち、資産運用で収入を確保することを検討する人もいます。

FPとしては、ここで資産運用を提案したくなるかもしれません。
しかし、資産運用をすべきかどうかを、しっかり把握することが重要です。

 
リタイア後の資産運用は、余裕資金で行うべきです。
ということは、リタイア生活を送る方に、そもそも余裕資金があるのかどうかを把握しなければなりません。

老後のライフプランシミュレーションを行った結果、早期に資産が底を尽きるのであれば、資産運用以前に、まず生活設計を見直す必要があります。
資産運用をせずとも(運用益が常時0%で)問題のない収入と支出のバランスを整えることを、先に行うべきといえます。

不足する生活費を、資産運用で稼ぎ出すという発想は、安易な発想です。
万一、投資で元本割れを起こすと、より一層生活が苦しくなってしまいます。
そうなると、「FPに生活費を奪われた!」と相談者は感じるかもしれません。

とはいえ、将来的に資産が減少するにしても、退職金をもらった直後など、ある一定額の資産がまとまっている場合には、リスクの低い商品(急な価値低下が起こる可能性が極めて低い商品)で運用するという方法はあります。
相談者の資産を増やすことではなく、安心できるリタイアメントプランニングを立案することが、本来のFPに求められる姿勢だと思います。

 
次回9/18(月・祝)に行う「FP家計診断やってみよう(1億円以上ある方の定年前リタイア編)」では、相談シミュレーション形式で進めます。
自分がFPとしてどう相談に臨むのかを考えながら、リタイアメントプランを立てる練習にもなります。

ご興味をお持ちになりましたら、どうぞご参加ください。
勉強会の詳細は、下記のご案内をご覧ください。
 

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■ 今後の勉強会の開催予定
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●9/18(月・祝) FP家計診断やってみよう(1億円以上ある方の定年前リタイア編)
このテーマに関する2つの相談事例を使い、FPとしてどのように資産
コンサルティングを進めていけばよいかを、実践的に学びます。

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
http://money-study.net/schedule.htm
※パソコン・スマートフォン両対応のサイトです。

posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 06:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 金融資産運用・経済