2017年06月06日

ライフプランソフトでFPの総合力を発揮する、のテーマの勉強会を開催しました。

先日6/3(土)に、「ライフプランソフトを使いこなし、FPの総合力を発揮する勉強会」のテーマで勉強会を開催しました。
主にFPなどお金の相談にのる立場の方を対象とした内容でしたが、40名近くの方にお越しいただきました。

私が開発・提供しているライフプランソフトFinancial Teacher Systemをご紹介しながら、FPコンサルティングに関するポイントと絡めてお話をしていく内容で進めました。

【FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフトFinancial Teacher System】
http://financial-teacher.net/

中には、遠方の都道府県からお越しの方も何名かいらっしゃって、参加された皆様の意識の高さ、関心の強さを改めて感じた次第です。

 
このソフトは、FPの方々からいただくご要望を次々に反映していくかたちで、毎週進化を続けているソフトです。
住宅相談、保険相談、老後生活相談などで必要となる機能を、日々拡張しています。
FP向け市販ライフプランソフトだと、なかなか要望を反映してもらえない、という声をよく聞きます。
他業界では、顧客の声を新製品に反映することは今や常識ではありますが、FP業界ではなかなか進んでいない一面もありますね。
そこに一石を投じているソフトもある(つまり利用者の要望を積極的に反映することは、そもそも不可能なことではない)ということを、陰ながらFPソフト業界に向けてメッセージを送っています。

また、FPといっても様々なタイプの方がいます。
全国のFPの方々が、どのような相談ニーズに向き合っているのか、またどのようなこだわりを持って活動しているのか、ということも簡単にご紹介させていただきました。
当日ご参加された方とお話をする機会もいただけました。
FPとして顧客の資産相談に関わり、顧客の力になりたいと考えている皆様を、私もITの世界から支援できればと思っています。

 
今回の内容が、皆様にとって一つでもお役に立てる点がありましたら幸いです。
また、このようなテーマで出張勉強会も承っておりますので、ご要望がございましたらお声がけください。

今後の勉強会で、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
 

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■ 今後の勉強会の開催予定
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●7/9(日) 高校生向け金融教育を体験し、実践できるようになろう
高校生向けの金融教育の授業を実際に体験いただき、それをマネすれば
あなたが若い世代への金融教育を行える立場になれる!という企画です。

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
http://money-study.net/schedule.htm
※パソコン・スマートフォン両対応のサイトです。

posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 06:49| Comment(0) | TrackBack(0) | FPに関連する勉強会

2017年06月04日

年金繰下げ受給に関する、ちょっと濃い話 その2

老後、誰しもお世話になる年金制度。
この年金は原則として65歳から受け取れますが、繰上げや繰下げという制度があり、それによってもらえる年金が増減し、損得に影響します。

その年金について、ちょっと濃い話題をお届けしています。
どれくらい濃いかといわれる、FP2級では出題されないけれど、FP1級やCFPであれば出題されるレベルとお考え下さい。
クイズ形式で楽しみながらも、繰下げ受給のちょっと深いところを改めて学習できるきっかけになればと思います。

 
前回は3問出題しましたから、今回は4問目から、となりますね。
各クイズの答えは、10行後に記載しています。

■第4問
繰下げ受給を選択し、66歳を過ぎてまだ年金を受け取っていない期間(待機期間)に入った後であっても、繰下げ受給を取り下げることができる。
○か×か?









答えは○です。

繰下げを選択しても、実際に年金を受け取っていない段階であれば、繰下げ受給を取り下げることができます。
繰下げを取り下げるとは、要は65歳から通常通りもらうことを意味します。
これを「増額のない年金をさかのぼって受給」とも言います。

ではさらに、これに関連する問題です。

 
■第5問
70歳から繰下げ受給をするつもりでまだ年金を受け取っておらず、現在69歳になりました。急きょ資金需要が発生したので、繰下げ受給を取り下げ、65歳からもらえるはずだった年金を請求しました。
この場合に受け取った金額(65歳からの4年分の年金額とします)は、一時所得として課税対象となる。
○か×か?









正解は×です。

数年分の年金をまとめて受け取った場合であっても、それぞれの年における公的年金雑所得として課税対象となります。
ご想像がついた方がいらっしゃるかもしれませんが、厳密には過去にさかのぼって修正申告の対象となります。4年分を受け取ったら、過去4年分の修正申告です。
しかし、支給される年金は所定のルールに基づいて源泉徴収されています。
源泉徴収された税金額のほうが多ければ、修正申告は不要です。

源泉徴収額よりも本来は多くの税金を払わないといけない方(総合課税の税率が高かった方)は、修正申告が必要となります。

一時所得にしてくれたほうが楽なのに、というご意見もあるかもしれませんね。
でも、各年にさかのぼって公的年金雑所得となるので、各年の公的年金等控除額(65歳以上だと毎年120万円以上の控除額)も適用されるのです。
一時所得なら特別控除額はたった50万円ですが、公的年金等控除額なら4年分で480万円以上の控除額です。
なので税金面では、各年における公的年金等控除額を適用してくれたほうがありがたいとも言えます。

 
年金制度、掘り下げれば掘り下げるほど、濃い話がたくさん出てきますね。
年金相談の場においては、時にこういった知識で会話をしなければならない場面も出てきます(頻度は少ないでしょうが・・・)

次回も、繰下げの濃いお話をお届けしますので、お楽しみに♪
ちなみに、今回の話題より、さらにいっそう、濃い話になります・・・

 

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■ 今後の勉強会の開催予定
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●7/9(日) 高校生向け金融教育を体験し、実践できるようになろう
高校生向けの金融教育の授業を実際に体験いただき、それをマネすれば
あなたが若い世代への金融教育を行える立場になれる!という企画です。

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
http://money-study.net/schedule.htm
※パソコン・スマートフォン両対応のサイトです。

posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 年金・社会保険