2016年10月13日

前回の確定拠出年金の内容にも、皆様からのコメントをいただきました

みなさま、こんにちは。
FPスキル活用勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

前回の配信で、「確定拠出年金の誤ったアドバイスに気を付けよう その1」というタイトルで、確定拠出年金記事の問題点について指摘をしました。

今回も、皆様からいろいろなコメントをいただきました。
いただいたコメントに共通していたのは、記事に対する違和感や問題点を皆さん感じていたという点です。

せっかくコメントをいただくことができましたので、簡単ではありますが少しご紹介しようと思います。

前回の配信内容は、下記URLよりご覧いただけます。
http://blog.money-study.net/article/177164620.html


まず最初のご指摘は、一部のFPが必要以上にある1点を誇張表現したり、本来伝えるべき内容を曲解して一般の方に届けているのが問題、というものです。
今回指摘した記事でも、この傾向は顕著に表れていますし、FPが書く他の記事に多く見受けられると私も感じています。

一方で、相談者と向き合って課題を解決されている方の中には、物事の一面だけで判断せず、いろいろな見えない可能性まで考慮して、良し悪しを判断している人もいます。
一人一人、家計事情や家計の問題点は異なっているので、その個別性に注目することも大切です。
ですからこの発想は、お金の知識を持った多くの人に大切にしてほしいと思っていますし、毎回開催しているFPスキル活用勉強会の中でもお伝えをし、皆さんに模擬体験していただいている点でもあります。


次に、節税と利回りを混同して表現していることが問題、というご指摘もいただきました。
確かに問題として取り上げた記事は、節税した金額を投資のリターンと表現しており、そもそも正しい表現とは言えません。
指摘した記事は、あくまでも所得税率が20%の人なら、という条件付きの内容です。誰でも当てはまるわけではないので、例えば専業主婦の方が確定拠出年金を利用しても、この節税効果は得られないことになります。
このことからも、節税の仕組みと、投資のリターンは切り離されたものであることが分かりますが、記事中ではそこまで触れていませんでしたね。
著者が言いたいことは、わからなくもないですが、適切な情報提供をする立場のFPであるなら、こういう表現をすべきでない、というのもうなずけます。


最後のご紹介となりますが、問題とした記事のタイトルに「リスクゼロで〜」と表記されているものの、リスクとなる点に触れている、というご指摘です。
それが、確定拠出年金の資産に対する特別法人税(1.173%)です。

現在、この法人税は課税されていませんが、これが課税されるリスクについて記事中では軽く触れられています。
どうなるかわからない不確定要素を、投資の世界ではリスクと呼びます。この課税は、なされるかなされないかが不透明であるため、確定拠出年金制度のリスクである、という指摘です。
ごもっともな指摘ですね。特に若い世代の方が確定拠出年金をする場合、万一この課税が復活すれば、60歳まで引き出せないうえに60歳まで課税から逃れられない、ということにもなるわけです。

この見えざるリスクにどう向き合うか、この点はかなり大事なポイントだと個人的には感じます。


以上、皆様のご意見を簡単ではありますがご紹介させていただきました。
メールマガジンへのコメントはいつでも受け付けておりますし、有益な情報は皆様にもこのような形で情報提供もさせていただこうと思っています。
ご意見、コメントがありましたら、お気軽にメールマガジンに直接返信してくださいね。

皆様からのコメントも、楽しみの一つです(笑)
今後とも、よろしくお願いいたします。

 

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posted by FPスキル実践活用勉強会スタッフ at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 年金・社会保険