2016年08月27日

保険証を忘れて治療すると、医者にぼったくられることがある

みなさま、こんにちは。
FPスキル活用勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

お盆休みも終わりましたね。皆様ゆっくりとお盆の時期を過ごせましたでしょうか。
私は、お盆休みなどなく、いつもと同じお仕事三昧の平日でございました・・・

さて、本日のタイトルはなかなか過激ですね。医者がぼったくるなんて(笑)
こう書いた理由は、最後までお読みいただけるとわかります。

 
「医療費は3割が自己負担である」と、FPの皆様は学んでこられたことでしょう。
厳密には、患者の年齢などによって1割〜3割の負担割合となりますが、以下では単に「3割負担」と表記することとします。

3割負担となるのは、保険証を窓口で提示した場合に限られます。
万一、保険証を忘れて受診した場合は、10割負担となるわけですが、実は少しややこしい仕組みがあります。
その仕組みの解説の前に、まずは医療制度そのものについて、簡単にご説明します。

 
保険証を提示して3割の自己負担で済むのは、それが「保険診療」だからです。
保険診療とは、治療に対する費用を、国が点数として定めているものです。病院でもらう領収書にも、点数が書かれていますよね。保険診療を受けるにあたっては、保険証を提示することが条件となります。
保険診療は、どの病院で受診しても同じ点数、同じ医療費となります。医者が勝手に金額を変更することは許されていません。
どの病院でも安心して3割の金額で受診できるのも、保険証があってのことなのです。

一方、「自由診療」と呼ばれるものもあります。
これは、いわゆる保険がきかない、患者がその費用全額を支払う医療行為のことです。インフルエンザの予防接種は、この自由診療の一種です。こちらは、医者が自由に料金を決めることができます。
インフルエンザの予防接種の料金が病院によって異なるのは、自由診療ということで、各病院が価格を決めているからです。

 
さて、いよいよ本題の、保険証を忘れた場合のお話に入ります。
保険証を忘れた場合、保険診療は適用されず、自由診療となってしまいます。すなわち患者は10割負担です。
ただし患者は、保険証を忘れた場合であっても、会社員なら協会けんぽや保険組合、自営業者なら市役所などで手続きをすることで、10割のうちの7割を給付してもらえます。
(病院で精算してもらえる場合もあります)
結果として、3割負担にすることができます。

しかし、必ずしも3割負担とはならないことがあります。
というのも、自由診療となった場合には、医者は医療費を自由に決めることができるのです。
したがって、保険診療の場合と同じ治療や診察を行う場合でも、保険診療の場合以上の料金を設定することができるのです。

後で手続きすれば7割給付されると書きましたが、それはあくまでも保険診療の点数換算による金額です。
したがって、保険診療の場合以上の価格を医者が設定し、それを患者が支払ってしまった場合は、その増額分は給付してもらえません。払い損となってしまうのです。

 
保険証を忘れても、たいていの医者は保険診療と同じ金額で医療費を計算しますので、その場合は結果として、3割負担で済みます。
しかし、これは義務ではないため、保険証を忘れた人に対して、保険診療の時以上の金額を設定することは医者は自由にできます。こうなると、実質的に患者が負担する金額は3割を超えてしまい、見方によっては「ぼったくられた!」ということになるのです。

 
このことは、保険証を忘れたときの手続きのページにも、注意書きとして書かれています。
とはいえ、こういったページを見て医療制度を理解している国民はごく少数だと思いますが・・・。
不必要に医療費を支払うことがないようにするためにも、医者にかかるときは必ず保険証を持参することが重要ですね。

 
・医療費は3割負担で済む
・高額療養費制度の恩恵を受けられる
・だから、医療保険に入る必要はない

と、FPが説明する場面を多く見かけます。しかしその前提は、国の医療保険制度に加入の上、保険証をきちんと提示して医療を受けた場合です。

この前提は当たり前すぎるので、説明をしないケースもあるでしょう。
ですが、国の健康保険制度に加入して保険料を納めることは重要ですし(特に自営業者のご家族など)、保険証をなくさない、また必要な時に保険証をすぐ取り出せるよう管理することも重要です。

こういうところにもFPは気を配り、将来の医療費を含めたライフプランや保険の見直しにも当たってほしいと思います。

 
最後に・・・
タイトルに「ぼったくり」なんて書いてしまいましたが、医者側もこの制度を悪用(?)してぼったくりをしないように、お願いをしたいと思っています。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2016/9/22(木・祝) 第5回 老後に向けて、賃貸と持家どちらを勧めるか

グループワークなどを取り入れ、明日から役立つ実践的な学びを得ることを
モットーに開催しています。
参加者同士で楽しく学ぶ、和やかで活気ある雰囲気も特長です。

・FP6分野の知識を、より実践的に活用していく知識・体験を得たい
・FP知識と技能を活かし、家族・知人・お客様の悩みを解決していきたい
・FPに関連した人脈を広げたい

とお考えの方にとってピッタリの、役に立つオススメの勉強会です。
皆様のご参加を、お待ちしています!

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
http://money-study.net/life-plan/session/
※PCスマホ両対応のサイトです。
posted by FPスキル活用勉強会スタッフ at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 年金・社会保険

2016年08月22日

次回「賃貸と持家どちらをお勧めするか」の勉強会は、ご自身の老後プランのための参加も歓迎です

みなさま、こんにちは。
FPスキル活用勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

次回FPスキル勉強会は「老後に向けて、賃貸と持家とどちらが良いか」のテーマで開催します。
このような相談を受けた時に、FPとしてどのようにアドバイスをするのか、アドバイスをするために相談者からどのような情報をヒアリングすべきか、などを考えていく内容です。

このような趣旨で開催する勉強会ですが、参加者ご自身が老後を見据えて賃貸と持家のどちらが良いかを検討している場合であっても、今回の勉強会にご参加いただけます。
今回の勉強会で、まずはご自身の老後プランを検討するきっかけにしてください。
そして、その後に身近な人やお客様から相談を受けたときに、学んだご経験を活かして、お答えできるようになっていただければと思います。

誰かの相談を受ける立場の方も、ご自身がご検討されている立場の方も、ぜひ今回の勉強会にご参加くださいね。
皆様のご参加を、お待ちしております。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2016/9/22(木・祝) 第5回 老後に向けて、賃貸と持家どちらを勧めるか

グループワークなどを取り入れ、明日から役立つ実践的な学びを得ることを
モットーに開催しています。
参加者同士で楽しく学ぶ、和やかで活気ある雰囲気も特長です。

・FP6分野の知識を、より実践的に活用していく知識・体験を得たい
・FP知識と技能を活かし、家族・知人・お客様の悩みを解決していきたい
・FPに関連した人脈を広げたい

とお考えの方にとってピッタリの、役に立つオススメの勉強会です。
皆様のご参加を、お待ちしています!

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
http://money-study.net/life-plan/session/
※PCスマホ両対応のサイトです。
posted by FPスキル活用勉強会スタッフ at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | FPスキル活用勉強会

2016年08月17日

次回FPスキル活用勉強会のお知らせ:テーマは「賃貸or持家」です

みなさま、こんにちは。
FPスキル活用勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

来月に、5回目のFPスキル活用勉強会を開催します。

FPも一般の方も含め、多くの人が関心を持っている下記のテーマを扱います。

  ●2016/9/22(木・祝) 第5回
  老後に向けて、賃貸と持家どちらを勧めるか

 
賃貸と持家どちらが良いか、様々な観点で比較をして、どのような場合に賃貸を、どのような場合に持家を勧めればよいか、その判断基準をたくさん扱います。

「賃貸と持家、どちらがいいの?」と聞かれたときに、相談者の状況を把握したうえで、的確にアドバイスができることを目指します。

今回も、FPの事例を用いながら、ディスカッションの時間を中心に進めていきます。
アドバイスをするうえで様々なことが学べ、その学びを全員で共有しながら進めていきます。

ご興味、ご関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
当日の詳細は、下記のとおりです。
皆様のご参加を、お待ちしております。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2016/9/22(木・祝) 第5回 老後に向けて、賃貸と持家どちらを勧めるか

グループワークなどを取り入れ、明日から役立つ実践的な学びを得ることを
モットーに開催しています。
参加者同士で楽しく学ぶ、和やかで活気ある雰囲気も特長です。

・FP6分野の知識を、より実践的に活用していく知識・体験を得たい
・FP知識と技能を活かし、家族・知人・お客様の悩みを解決していきたい
・FPに関連した人脈を広げたい

とお考えの方にとってピッタリの、役に立つオススメの勉強会です。
皆様のご参加を、お待ちしています!

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
http://money-study.net/life-plan/session/
※PCスマホ両対応のサイトです。
posted by FPスキル活用勉強会スタッフ at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | FPスキル活用勉強会

2016年08月08日

先日のシンプルな保険に関して、頂いたコメントのご紹介

みなさま、こんにちは。
FPスキル活用勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

先日のライフネット生命、シンプルな保険に関する記事をお送りしましたが、今回も何名かの方からコメントをいただきましたので、ご紹介したいと思います。


■コメント1
ライフネット生命は、必要な保障だけに絞って保険料の安さが売り。
今までの大手生保のやり方とはポイントが全く違うので、そこにマッチした人には良いと考える。

無駄なコストを省き、シンプルにして価格を抑えるのは、保険に限らず他の業界でも行われていることですよね。
でもシンプルになった保険にマッチする人がいなければ、保険会社としても厳しくなるでしょうから、そのあたりの見極めが難しいところではないでしょうか。
ライフネットが、大手と異なる路線でどこまでシャアを広げていくか、つまり消費者からの支持を得られるかが、今後の業績にもかかってくるのではないかな、と個人的に思っています。


■コメント2
ライフネットの商品のように、シンプルな保障を組み合わせて、顧客の保障を組み立てるという考え方はある。
しかし複数の保険を組み合わせるより、その人にあう一つの保険商品でカバーしたほうが安心感を持ってもらえるケースもある。
保険を提案している中で、シンプルな保険と複雑な保険それぞれに、適した場面が存在すると感じているが、いずれにしても様々な保険を比較検討して顧客にフィットさせてニーズを満たすことがFPの役割である。

保険のご提案をされている方からのコメントでした。
FPの役割とは何か、という熱い思いが伝わりました。
FPコンサルティングの視点で見れば、保険がシンプルか複雑かというのは、それほど大きな問題ではないのかもしれませんね。


今回もコメントをいただき、ありがとうございました。
私は直接的にFPとして活動しているわけではありませんが、FPの視点が業務上必要でもありますので、参考になりました。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次回の開催日時、場所が正式に決まりましたら、こちらでご案内いたします。
次回のご案内まで、しばらくお待ちください。

posted by FPスキル活用勉強会スタッフ at 08:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 保険・リスク管理

2016年08月06日

8/13(土)の勉強会は中止し、次回は9月に開催します。

みなさま、こんにちは。
FPスキル活用勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

8/13(土)にFPスキル活用勉強会の開催を予定しておりましたが、お盆の時期や他の予定の都合で参加できなくなった方も多く、参加者数が非常に少なくなるため、今回は開催を中止することにいたしました。

ご都合をつけて参加申し込みをされた方には大変申し訳ございません。
グループディスカッションを中心に行う特徴の勉強会のため、ある一定人数がいないと目的とする学びの機会とならないと考えたため、今回は中止とさせていただきました。

次回は9月末ごろに開催予定です。
正式に日程と内容が決まり次第、改めてご連絡差し上げます。

FPスキル活用勉強会を、今後ともよろしくお願いいたします。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次回の開催日時、場所が正式に決まりましたら、こちらでご案内いたします。
次回のご案内まで、しばらくお待ちください。

posted by FPスキル活用勉強会スタッフ at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | FPスキル活用勉強会

2016年08月02日

FPがおすすめしている保険を、そのFPが加入していない、というお話

みなさま、こんにちは。
FPスキル活用勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

保険料の内訳を公開したり、ネット生保として保険料の安さを打ち出すなどしていたライフネット生命が、契約を獲得できず苦境に立たされつつあると報道されています。
以前よりその兆候は表れていましたが、今後は契約数を伸ばすため、対面による代理店販売を活用するなどを検討しているようです。

さて、このニュースを見て思い出した以前のお話を、本日のお題として取り上げます。

 
このライフネット生命の保険を推奨しているFPの方が、ある一定数います。
自分のブログで、ライフネット生命をお勧めしている人もいます。
また、ネット記事や雑誌記事の執筆業務を行っている方の中にも、それらの媒体で、やはりライフネット生命を推す記事を書いています。

実はFPが集まる勉強会に、ライフネット生命の出口会長など経営陣が招かれ、講演を行うことがたびたびあります。
その参加者がライフネット生命の経営方針や会長の思いに共感し、それを受けてライフネットを推奨しているようです。

 
ところで、このようにライフネット生命を推奨することを書いている人たちが多いことに、以前から私は疑問に感じていました。
ライフネット生命の保険商品はシンプルさが売りです。さまざまな特約を付加している大手保険会社とは異なるスタンスです。
それはいい点でもあるのですが、そんなシンプルな保険を、果たして保険に詳しいFPが契約しているのだろうかと思ったのです。

そこで、こういった勉強会の参加者の何名かに、興味本位で聞いてみました。
あなたはライフネット生命の保険に加入しているのですか、と。

 
結果、ライフネット生命の保険に加入している人は、いませんでした。
そこに集まったFPたちはみな、別の保険会社の保険に加入していたのです。

詳しく話を聞いてみると、自分に必要な保障を個別に見積もったところ、ライフネット生命以外の保険が自分にフィットしていたのだそうです。おおよそのこのような答えでした。

 
結論だけ見れば、FPが世間に発しているおすすめ保険商品と、FP自身が加入している保険商品は異なっているわけです。
これについて、皆さんはどう思われたでしょうか。

 
私の考えになりますが、情報を発する立場のFPと、相談者個別の事情をくみ取って保障を構築するFPとでは、考える視点が異なっているのだろうと思います。

情報を発することがメインの人は、いい話を展開することに重きを置く。
一方でお金の課題解決がメインの人は、お金の課題とそれを解決する金融商品とを、マッチングさせることに重きを置く。

ということではないでしょうか。
この経験からも、私はFPの本質は、情報発信ではなく、お金の課題解決であると強く思っています。

 
なので、FPスキルを身につけたら、ぜひ困っている人と向き合い、その方の課題を解決する機会に触れてほしいと思います。
これは、セミナーや通信講座を受講するばかりでは身につきません。保険会社の社長たちと会合するだけでは、身につきません。
しかし、お金に困っている方々と接する機会も、FP業務で行っていない場合はなかなか得られないかもしれません。

そういう方のために、「FPスキル活用勉強会」はいろいろな事例を扱いながら、参加者にお金の課題解決を体験できる機会を提供しています。
FPスキルを実践的に活用する経験を得て、それを今後の活動の中で活かしていきたいと考えている方は、ぜひ今後もご参加いただければと思います。

また、本日の内容に関してご意見、コメントがありましたら、お気軽にお寄せください。
皆さんのコメントは、他の方にとっても新しい気付きになりますので、後日ご紹介できればと思っています。

 
さて、最後に。
今後ライフネット生命は、どうしていくべきなのでしょうか。

私の考えですが、ネットで情報提供と保険契約受付をするばかりではなく、保険を必要とする方々(課題を抱えた方たち)に向き合い、その課題を保険で解決できることを積極的に示していかなければならないのではないでしょうか。

おや? FPがおすすめする保険の話題と、結論が同じになってしまいましたね(笑)
この地道な価値ある活動を、ライフネットは軽視していたのではないかな、と個人的に思っています。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2016/8/13(土)午前 第5回 家計診断と、家計診断の診断
●2016/8/13(土)午後 第6回 教育費プランニングを踏み込んで考える

グループワークなどを取り入れ、参加者同士で楽しく学べる和やかな雰囲気が
特長です。「楽しくもしっかり学ぶ」「明日から役立つ実践的な学びを得る」を
モットーに開催しています。

・FP6分野の知識を、より実践的に活用していく知識・体験を得たい
・FP知識と技能を活かし、家族・知人・お客様の悩みを解決していきたい
・FPに関連した人脈を広げたい

とお考えの方にとってピッタリの、役に立つオススメの勉強会です。
皆様のご参加を、お待ちしています!

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
http://money-study.net/life-plan/session/
※PCスマホ両対応のサイトです。

posted by FPスキル活用勉強会スタッフ at 08:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 保険・リスク管理

2016年07月28日

先日の奨学金の話題に関する、皆様からのご意見のご紹介

みなさま、こんにちは。
FPスキル活用勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

先日、奨学金に関する記事を配信しました。
そのあと、多くの方より、いろいろなコメントをいただきました。

「一方的な情報」ではなく「双方向性の学び」をテーマに勉強会を開催していますので、本日は皆様から頂いたコメントをご紹介したいと思います。
(コメント内容を一部抜粋、要約しています)


■コメントその1
奨学金の記事は、確かに制度の案内にとどまり、有益な情報がなかった。
表面的な困りごとはお金のことかもしれないが、その原因は他にあることも考えられる。
「困っている人に寄り添い、どう解決するかを一緒に考える」という姿勢が大事だと思う。
提案する改善策も実行可能な域まで噛み砕き、段階的・継続的に行うことが理想と考える。


実際に顧客の相談業務にかかわっている方からのコメントでした。
おっしゃるとおり、困っている方が次に何をすべきかが理解できるよう、わかりやすくアドバイスをすることが大切ですね。



■コメントその2
自分が一番気になったのは、「こうして勉強をしてきたみなさんは、身につけた知識や能力を社会で生かし、働くことができます」の部分。
身につけた知識や能力を社会で生かすことができなくて、働くことができない人がいる、という事態が現に生じているから社会問題になっていると思う。
また、大学で身につける知識や能力が社会で生かせる、ということ自体が幻想のような気もする。


確かに、学校で学んだことがどれくらい社会で役立つかは、学んできた内容や就職先によって異なりますね。
子の将来を思う親としては、学校へ行くのなら、できるだけ社会に役立つことを学んでほしい、と思うことでしょう。

奨学金の返済に困った方に対して「身につけた知識や能力を社会で生かし、働くことができる」ということは、私も適切ではないと思います。
奨学金返済のめどが立ち、前向きに働いていこう!という気持ちになった人に対しては、効果的だと思いますけれどね。



■コメントその3
奨学金の返済に困った方に対して、まず相談者の話を十分に聞く事。
家族状況・収入・支出を尋ねる。
順次ゆっくりと、生命保険の加入の有無。
相談者の年齢によるが不動産の有無、年金加入状況などを尋ねる。
収入は把握しているが、意外と支出があやふやな場合がある。
支出を明確にすると無駄を省く事で支払い可能になったり、生命保険を加入していれば内容の吟味は必要。
保険会社からお金を借りる事もできる。
相談者と一緒に問題解決の糸口を見つけ、今後ライフプランのアウトラインをつくる事が大切だと思う。


具体的な方法に踏み込んでコメントをいただきました。
このような形でヒアリングしていくことが大切だと思った方も、多いのではないでしょうか。
相談者が今後の生活をどのように改善すればよいのかを、一緒に見つけていく姿勢が大切ですね。



配信内容にコメントをいただき、ありがとうございました。
実は過去に配信した内容についても、何名かの方からコメントをいただいていました。
今後は、双方向性のある内容でお届けしようと思っていますので、このようなコメントのご紹介も行っていこうと思っています。

今後の配信内容にも、お気づきの点がありましたらぜひコメントをお寄せください。
メールマガジンに返信して、お知らせいただいてもかまいません。
(メールアドレスがランダムな文字になっていますが、正しく私に届きます)

よろしくお願いいたします。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2016/8/13(土)午前 第5回 家計診断と、家計診断の診断
●2016/8/13(土)午後 第6回 教育費プランニングを踏み込んで考える

グループワークなどを取り入れ、参加者同士で楽しく学べる和やかな雰囲気が
特長です。「楽しくもしっかり学ぶ」「明日から役立つ実践的な学びを得る」を
モットーに開催しています。

・FP6分野の知識を、より実践的に活用していく知識・体験を得たい
・FP知識と技能を活かし、家族・知人・お客様の悩みを解決していきたい
・FPに関連した人脈を広げたい

とお考えの方にとってピッタリの、役に立つオススメの勉強会です。
皆様のご参加を、お待ちしています!

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
http://money-study.net/life-plan/session/
※PCスマホ両対応のサイトです。

posted by FPスキル活用勉強会スタッフ at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ライフプラン・家計

2016年07月20日

奨学金の返済に困った方へのアドバイス、FPとしてこれでよいのかと思った記事

みなさま、こんにちは。
FPスキル活用勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

奨学金を借りて大学に進学したものの、返済がうまくいかずに滞ってしまうという話を、最近はたびたび見聞きします。
さて、そういった方の相談を受けたときに、あなたはどのようなアドバイスをするでしょうか?


この観点で記述した、あるFPの記事があります。
まずは、こちらを読んでみてください。
以下では、この記事を読まれた前提で、話を進めていきます

【家計が苦しく奨学金を返せない時の注意点3つ】
http://allabout.co.jp/gm/gc/463979/


いかがでしたでしょうか。
私はこの記事を読んで、FPとしてアドバイスをする上で大切な観点が抜け落ちていると感じました。
残念だと思ったポイントは、次の通りです。

・読者が理解できない感覚的な表現を使っている
・実現困難なアドバイスが含まれている
・返済に困った人に対するプランニングの話がない

この3つについて、詳しく書いていきます。


■読者が理解できない感覚的な表現を使っている

上記記事では、返済困難な度合いを3つに分けて説明しています。しかしその分類が、
・返済困難度ライトな人
・返済困難度ミドルな人
・返済困難度ヘビーな人
と表現されているうえに、その違いがよくわかりません。
返済困難な度合いに応じて対策が異なるなら、その区切りとなるポイントを具体的にわかりやすく説明するべきでしょう。


■実現困難なアドバイスが含まれている

家計が苦しいときは繰り上げ返済をしよう、と記事中で書かれています。
そもそも家計が苦しいときに、多額の繰り上げ返済はできないでしょう。
矛盾した記述です。
返済が困難な人がこんなふうに言われたら、そのFPは頼りになる存在だと思えるでしょうか。


■返済に困った人に対するプランニングの話がない

この記事では、返済に困ったら、返済額を減らしたり返済期間を延ばす制度を利用するよう話が展開しています。
このような制度を伝えることも必要かもしれませんが、しかしFPとして大切なのは、返済に困った方の収支を見直し、生活設計を立て直すための「ファイナンシャルプランニング」を行うことです。
なぜ返済困難な状況になったのかを分析し、今後どのように支出を減らして返済額をねん出するのかを考え、それを伝えることが大切です。
また、就職が困難な方へは、どのような活動をして収入を得る道を切り開いていくかをプランニングすることも大切です。

「FPはお金の制度の話をするのが専門」と考えるFPもいます。
しかし「プランナー」を名乗るのであればもう一歩踏み込み、「お金の話を切り口に、その人の人生の課題を解決する」という視点を持ってほしいと思います。


以上3つの点について書きました。
単にお金の話をするだけではなく、皆様が困った方に対してどのようなアプローチをするべきか、また印象よく相談に乗るためにはどうするべきか、を考えるきっかけになればと思い、この記事を取り上げました。

今後の勉強会でも、困った方に対して何をアドバイスすればよいか、どのような姿勢で接するのがよいか、という観点で学びと体験がある会にしていきたいと思っています。
次回8/13(土)に行う勉強会も、この視点で学びが得られるよう進めていきます。
勉強会の詳細と参加申し込みは、下記のご案内より、よろしくお願いします。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2016/8/13(土)午前 第5回 家計診断と、家計診断の診断
●2016/8/13(土)午後 第6回 教育費プランニングを踏み込んで考える

グループワークなどを取り入れ、参加者同士で楽しく学べる和やかな雰囲気が
特長です。「楽しくもしっかり学ぶ」「明日から役立つ実践的な学びを得る」を
モットーに開催しています。

・FP6分野の知識を、より実践的に活用していく知識・体験を得たい
・FP知識と技能を活かし、家族・知人・お客様の悩みを解決していきたい
・FPに関連した人脈を広げたい

とお考えの方にとってピッタリの、役に立つオススメの勉強会です。
皆様のご参加を、お待ちしています!

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
http://money-study.net/life-plan/session/
※PCスマホ両対応のサイトです。

posted by FPスキル活用勉強会スタッフ at 05:42| Comment(2) | TrackBack(0) | ライフプラン・家計

2016年07月12日

次回のFPスキル活用勉強会は8/13(土)に開催、皆様のご参加をお待ちしています

みなさま、こんにちは。
FPスキル活用勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

次回のFPスキル活用勉強会のご案内です。
前回の開催から2か月ほど経ってしまいましたが、次回は8/13(土)の午前と午後とに分けて開催をします。

●8/13(土)午前:家計診断、家計診断の診断 勉強会
●8/13(土)午後:教育費プランニングを踏み込んで考える 勉強会


午前の「家計診断と、家計診断の診断」では、病気により、高額な医療費が将来にわたりかかり続ける方の相談事例です。
自分の体調のことを考えると、働き続けるむずかしさを感じています。
しかし、働かないと医療費の工面も難しいという板挟みの状態にあります。
このような方の資金面、生活スタイル面を把握したうえで、どのようにアドバイスするかどうかを皆さんに考えていただきます。


午後は、教育費について踏み込んで考える内容です。
この午後の勉強会は初の試みとして、参加者の方にあらかじめ宿題を出していますので、その答えを持ち寄ってグループディスカッションをしていただく、という内容にしています。

簡単で結構ですので、次の3つのテーマについて事前に調べたり、考えを持ったうえでご参加をお願いします。
1.一般的に教育費がどれくらいかかるかを調べる
2.どのような要因で、教育費が変動するかを調べる
3.どのように工夫すれば、教育費を節約できるかを考える
宿題内容の詳細は、下記公式サイトの該当ページよりご確認をお願いします。
http://money-study.net/life-plan/session/160813-2.htm

インターネットで軽く調べて、自分で少し考えてみるだけで結構です。
この活動が、当日の学びをより深く実践的なものになりますので、宿題にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。


勉強会の参加申し込みを、受付開始いたしました。
参加申込は、下記公式サイトよりお願いいたします。
http://money-study.net/life-plan/session/

午前と午後とに分けて開催しますが、両方参加でも、どちらか一方の参加でも、どちらでも大丈夫です。
午前と午後とで申し込みのページが分かれておりますので、それぞれにお申し込みをいただきますよう、よろしくお願いいたします。


それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2016/8/13(土)午前 第5回 家計診断と、家計診断の診断
●2016/8/13(土)午後 第6回 教育費プランニングを踏み込んで考える

グループワークなどを取り入れ、参加者同士で楽しく学べる和やかな雰囲気が
特長です。「楽しくもしっかり学ぶ」「明日から役立つ実践的な学びを得る」を
モットーに開催しています。

・FP6分野の知識を、より実践的に活用していく知識・体験を得たい
・FP知識と技能を活かし、家族・知人・お客様の悩みを解決していきたい
・FPに関連した人脈を広げたい

とお考えの方にとってピッタリの、役に立つオススメの勉強会です。
皆様のご参加を、お待ちしています!

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
http://money-study.net/life-plan/session/
※PCスマホ両対応のサイトです。

posted by FPスキル活用勉強会スタッフ at 06:01| Comment(0) | TrackBack(0) | FPスキル活用勉強会

2016年07月01日

確定拠出年金の掛金が「社会保険料控除」になり、より節税の幅が広がってほしい

みなさま、こんにちは。
FPスキル活用勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

確定拠出年金の制度改正があり、2017年1月から専業主婦や公務員の方が加入できるようになりました。
確定拠出年金は、将来の年金を自分で積み立てるという制度であり、その活用が期待されています。

確定拠出年金には、「掛金が全額所得控除になる」という特徴があります。
払う税金額が少なくなる効果もあるので、積極的に利用すべき、と説明するFPも多いです。

 
ところで、2017年1月から確定拠出年金に加入できる専業主婦は、この所得控除の恩恵を受けることができません。
なぜなら、確定拠出年金の掛金は、それを拠出した本人の所得からしか差し引くことができないからです。
夫が妻のかわりに掛け金を払っても、所得控除の恩恵を受けられないのです。

 
一方で、老後年金の代表である国民年金の保険料は、「生計を一にする者」が支払えば、その人が所得控除の恩恵を受けられます。
つまり、自分以外の人の保険料の支払いによっても、総所得を減らすことができるのです。
しかし確定拠出年金は、同じように生計を一にする者が支払っても、所得控除の恩恵を受けることができません。

 
もう少し専門的な観点て説明すると、この2つは所得控除の種類が異なるのです。
国民年金の保険料は「社会保険料控除」の対象です。社会保険料控除であると、保険料を支払うべき本人に限らず、生計一の人であっても、保険料を支払い額に対して所得控除を適用することができます。
一方、本題の確定拠出年金は「小規模企業共済等掛金控除」という所得控除の種類になります。これは、保険料を支払うべき本人が支払った場合に限って、所得控除が認められるのです。

実は「社会保険料控除」と「小規模企業共済等掛金控除」の違いには、生計一の人の支払いを控除の対象にできるかできないか、くらいの差しかありません。
なので、家族で将来の老後資金を確保するという趣旨であれば、ぜひ確定拠出年金の掛金は「社会保険料控除」にして、生計一の人が掛け金を払っても所得控除できるようになってほしいと思います。

そのように、将来に税制改正が行われることを、期待しています。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後の勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次回の開催日時、場所が正式に決まりましたら、こちらでご案内いたします。
次回のご案内まで、しばらくお待ちください。


【姉妹サイトの勉強会のご案内】
FPも使っているライフプランソフトに関する勉強会を、下記日程で開催します。
●2016/7/9(土) ライフプランソフトで、将来の家計分析・家計改善をしてみよう
家計分析・キャッシュフロー表作成を簡単に行えるソフトを活用する方法について学びます。
内容の詳細と参加申し込みは、下記URLからお願いいたします。
http://financial-teacher.net/session/index.htm
 
posted by FPスキル活用勉強会スタッフ at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 年金・社会保険